ビッグ・バン サンブルーⅡ セラミック
自動巻き(Cal.HUB1240.MXM)。38石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックケース(直径45mm、厚さ16.50m)。10気圧防水。世界限定各200本。各317万9000円(税込み)。
「ビッグ・バン サンブルーⅡ セラミック」は、ウブロとロンドンのタトゥースタジオ「サンブルー」とのコラボレーションモデルだ。サンブルー創設者であり、世界的に有名なタトゥーアーティストであるマキシム・プレシア-ビューチのグラフィックワークからインスパイアされたデザインが特徴である。
幾何学形状による多面的なケースは丁寧に磨き分けられ、鋭いエッジが立体感を生んでいる。ケースの素材にはセラミックスが採用され、3種類のカラーリングが用意されている。21世紀のモダンな建築物を彷彿とさせるグレーセラミックモデル、貴族の血筋を意味する「サンブルー」のような色味のブルーセラミックモデル、セラミックの艶感を存分に楽しめるホワイトセラミックモデルだ。
それぞれ同色のラバーストラップが装備されている。ストラップにはウブロ独自のワンクリックシステムが用いられており、簡単に付け替えることができる。搭載される自社製ムーブメントCal.HUB1240は、コラムホイールを採用した自動巻きフライバッククロノグラフだ。330個ものパーツによって構成され、パワーリザーブは実用的に十分な約72時間である。各色200本の限定販売。
ビッグ・バン インテグラル セラミック
自動巻き(Cal.HUB1280)。43石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックケース(直径42.0mm、厚さ13.45mm)。10気圧防水。268万4000円(税込み)。
ケースとブレスレットが一体となったフォルムが特徴の「ビッグ・バン インテグラル」。今年は、定番のブラックセラミックスに加え、3種類のカラーセラミックスを用いたモデルが登場した。カラーはそれぞれ、ホワイト、ブルー、グレーである。
セラミックスはステンレススティールに比べて硬く軽量なうえ、アレルギー耐性に優れることで知られているが、その分製造には高い技術を要する。複雑なケース形状を持ち、細部まで仕上げや面取りが丁寧に施された「ビッグ・バン インテグラル」をセラミックスで作り上げることができたのは、ウブロの技術力があってこそだ。搭載されるムーブメントは、クロノグラフのウニコCal.HUB1242をベースにブラッシュアップされたCal.1280。脱進機や自動巻き機構の改良に加え、4つの特許技術を盛り込んだクロノグラフ機構など、さらに完成度を高めている。
ビッグ・バン ウニコ イエローマジック
自動巻き(Cal.HUB1280)。43石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックケース(直径42mm、厚さ14.5mm)。10気圧防水。世界限定250本。予価305万8000円(税込み)。
ウブロは、2018年に発表したレッドセラミックスを皮切りに、ブルー、グリーン、ベージュといったカラーセラミックスを生み出してきた。そして今年加わったのが、「イエローマジック」と名付けられた鮮やかなイエローセラミックスだ。
社内のR&D(研究開発)部門によって開発されたこのセラミックスは、通常のセラミックスよりも高い硬度と安定した発色を誇る。ラインの入ったストラップのほか、インデックスや針、インダイアルのサークル等にもイエローが用いられ、全体をエネルギッシュなデザインにまとめ上げている。オープンワークされたダイアルからは自社製クロノグラフムーブメントCal.HUB1280を鑑賞でき、コラムホイール式フライバッククロノグラフの精緻な動きを文字盤側で楽しむことができる。世界限定250本の販売となる。