常に限界に挑戦し、境界を打ち破り、驚くべき創造性と世界初の技術を生み出すことが、先進的なマニュファクチュールであるウブロの原動力となっている。カラーサファイアや鮮やかな発色のセラミックス、世界初の耐傷性に優れた18金の発明など、多様な素材で業界をリードしてきたウブロは、数年の歳月をかけ、他とは一線を画す真のイノベーションである、マルチカラーセラミックスを発表した。それは「マジックセラミック」と名付けられた。
ビッグ・バン ウニコ マジックセラミック
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自動巻き(Cal.HUB1280)。43石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。ブラックセラミックケース(直径42mm、厚さ14.5mm)。100m防水。世界限定20本。411万1000円(税込み)。
マルチカラーセラミックスを実現するには、単にピグメントを重ねるだけでなく、革新的な発想と、セラミックスおよび色の再現方法についての深い理解が必要だった。マルチカラーセラミックを作ろうとする試みは他にもあったが、ウブロが成し遂げたことに近づくものはなかっただろう。色付けに使用される顔料は、セラミック部品の焼成と成型の過程で、それぞれ異なる温度を通過しなければならない。そのため、均質で非の打ち所のない仕上がりを得ることのできる、完璧なバランスを見つけることが課題となった。ウブロの新しい 「マジックセラミック」は、特許出願中のプロセスから生まれ、「ビッグ・バン ウニコ マジックセラミック」としてデビューする。
セラミックの他の部分と完璧かつシームレスに一体化
面白く、魅惑的で、理屈や道理を超えた、他では見たことがないようなカラーセラミックス。「ビッグ・バン ウニコ マジックセラミック」では、ダークグレーのセラミックスで作られたベゼルに、一見ランダムで有機的なパターンで配置された強烈なブルーのサークルが配されている。コンテンポラリーな抽象画やポップアートのように、サークルがセラミックスの他の部分と完璧かつシームレスに一体化している様子は、特許出願中のプロセスの独創性を証明している。
限定モデルの特徴
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ビッグ・バン ウニコ マジックセラミックには、ウブロのアトリエで構想、開発、製造された自動巻きフライバッククロノグラフムーブメント、ウニコが搭載されている。このムーブメントは、マルチカラーセラミックスのトーンによく合うグレーで仕上げられた。ブラックのライン入りラバーストラップが、比類なき時計製造の芸術作品をさらに完璧な存在にしている。マニュファクチュール初の自社開発・製造の自動巻きクロノグラフムーブメントと、セラミックスにおける画期的な偉業というこの組み合わせには、ウブロの幅広いノウハウが結実している。
約3日間(約72時間)のパワーリザーブ、6時位置のコラムホイール、バイコンパックスレイアウト(9時位置にスモールセコンド、3時位置にクロノグラフの60分積算計と日付表示)、シリコン製脱進機などの特徴に加え、存在感を示すパワフルなスケルトン構造という美的な特徴も兼ね備えている。ケースは42mm径で、船の舷窓を思わせる6つのH型ビスを備えたベゼルと、ケース両サイドのラグが特徴だ。さらに、特許取得の独自システム、ワンクリックシステムを採用し、工具なしで簡単にストラップを交換できる。