元西武ライオンズの松坂大輔がメジャーリーグ時代に使用していたベル＆ロスの時計とは

大怪我も乗り越えてきた松坂大輔のプロ野球生活

　1980年4月2日~81年4月1日生まれのプロ野球選手を、まとめて「松坂世代」と称するなど、野球界で活躍を見せた松坂大輔。彼はこの写真が撮影された後、トミー・ジョン手術を受けている。トミー・ジョン手術とは肘の靭帯断裂に対する手術術式で、1974年にフランク・ジョーブによって考案された。初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンにちなんでこう呼ばれているのだが、損傷した靭帯を切除し、その選手が持つ他の正常な腱の一部を摘出し移植させることで患部の修復をはかるものだ。

　約1年にもわたる長いリハビリに耐える必要があり、強い精神力が要される。かつて清原和博との対談で語った「45歳まで投げたい」という希望には少しだけ届かなかったが、41歳の年まで現役を貫いた松坂の新しいフィールドでの活躍を期待したい。