新しい表現と向き合った“空山イズム”を反映
空山とのインタビューを進めていく中で、特に強く印象に残った言葉がある。
「本来、絵の具では光を表現できないんだよね。それをどうやって絵の具で現すのか、僕はずっとやってきたんです。セクシー・ロボットで金属に艶感を与えたりしてね。当時、そんな表現は僕以外誰もやってなかったんだから。本来、アーティストならばそうやって、新しい表現を探していかなければならないはずなんだよ」
「光の表現で言えば、例えばアニメがまだ出始めの頃。ある作品で主人公が炎天下の中、砂漠を歩いているシーンがあったんだけど、太陽の下に放射線とか円が描かれたんだよ。つまりはゴースト。これって写真とか動画がない時代には存在しない光の表現なんだよね。その時代だからこそ成立するわけ。だから今の子も、“この時代だからこそできる”っていう表現を見つけていくべきなんだよ」
文字盤というキャンパスを使って、新しい表現に挑戦したブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル。空山は「ほとんどファブリツィオに任せっきり」とうそぶくが、同作には空山イズムが間違いなく吹き込まれている。
空山基
フェティシズムを強調したピンナップ作品で世界中から支持を集めるハイパーリアリズムアーティスト。代表作に「セクシー・ロボット」シリーズやなど。他にもエアロスミス「Just Push Play」のジャケットや初代AIBOのデザイナーとしても知られる。
フェティシズムを強調したピンナップ作品で世界中から支持を集めるハイパーリアリズムアーティスト。代表作に「セクシー・ロボット」シリーズやなど。他にもエアロスミス「Just Push Play」のジャケットや初代AIBOのデザイナーとしても知られる。
ブルガリと空山基のコラボモデル「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル」が数量限定で発売
https://www.webchronos.net/news/84265/
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ブルガリ、山下智久を起用した新ビジュアルをソーシャルメディアで公開
https://www.webchronos.net/news/86193/
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ブルガリ、建築家 妹島和世氏とのコラボ作「オクト フィニッシモ 妹島和世 限定モデル」を披露
https://www.webchronos.net/news/84295/
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