40代になると、腕時計をビジネス用とプライベート用で分けて使う読者も少なくないだろう。休日のお出かけや趣味に合わせて、複数のセカンドウォッチを所有するのは楽しい。そこで本記事では、40代男性のプライベートのお供におすすめしたい、高級感を備えつつ、カジュアルファッションにも合う腕時計を紹介していく。
40代男性がカジュアルコーデに使える腕時計を選ぶ3つのポイント
男性は年齢によって、腕時計の選び方が変わってくる。20代から30代であれば、実用性や派手な装飾で自己主張をしても良いかもしれない。しかし、40代ともなれば落ち着いた雰囲気で、シックな腕時計を身に着けたいところだ。とはいえプライベートのカジュアルコーデであれば、遊び心も大切にしたい。
40代になった男性は、どのような腕時計を選ぶべきだろうか? そのポイントについて説明していく。
メジャーなブランドから選ぶ
知名度の高いブランドのモデルの美点はふたつだ。ひとつは、ステータスシンボルとなること。もうひとつは、本国のみならず、日本に店舗やメンテナンスの拠点を持つことがほとんどであり(モデルによっては、本国でしか修理できな場合もあるが)、購入時にも購入後にも、安心してサポートを受けられる傾向にあるためだ。
こういった安心感のみならず、デザインや機能性が充実していることもありがたいポイントだ。
また、よく知られているブランドの腕時計は、「良い腕時計身に着けているな」と気付かれやすく、時にはこの気付きから、コミュニケーションのきっかけとなるケースもある。
カジュアル過ぎないデザインがベター
40代男性が腕時計を選ぶ時、プライベート用途であってもカジュアルすぎないデザインがベターだ。装飾が控えめで落ち着いたカラーを選ぶとスマートな印象を与えられるほか、シンプルな腕時計はビジネスシーンでも使いやすいだろう。
ちなみに、フォーマルな場ではドレスウォッチが基本であるため、スポーツウォッチやラバーストラップの腕時計は向いていない。
デザインではストラップの素材も印象を決める大切な要素になる。しっかりとこだわりたいところだ。冠婚葬祭や高級店での会食では、上質で高級感のある革ベルトが向いているだろう。素材はツヤや光沢があり、ラグジュアリー感を引き立ててくれるワニ革がおすすめ。特にブラックやブラウンといったカラーはカジュアルコーデをクラスアップしてくれるのみならず、スーツとの相性も良いため、1本持っておくと非常に便利だ。
シーンに合わせた腕時計選び
カジュアルコーデからは話が逸れるが、40代男性にとって、シーンに合わせた腕時計選びも知っておいてほしい。
腕時計を選ぶ際は、ブランドやデザインだけでなく、シチュエーションも考慮して選ぶことも必要だ。例えば、3針や2針タイプの革ベルトを装備した腕時計は、日常生活や冠婚葬祭など幅広いシーンで使えるが、アウトドアやスポーツなどのシーンには、スペック面で向いていないことがある。
かっこいいと思って選んだ腕時計、TPOにそぐわなければ台無しになってしまう。用途別に腕時計を数本そろえておいてあらゆるシーンに対応していくことが大切だ。
40代男性のカジュアルコーデに合う腕時計の価格とは?
40代男性が腕時計に支払うコストは人によってさまざまだ。ブランドやモデルによっても価格帯の幅は広い。1万円台のモデルもあれば、数百万円を超えるモデルもある。一般的に、高級感やステータスといった点では、価格と比例する傾向にある。
とはいえ、素材や機能、ブランドなどによって価格が異なるため、予算に合わせて購入することが大切だ。自分の好みや長期的に付き合える腕時計を予算内で選ぶことが重要になるだろう。