カシオダイバーズウォッチ7選。新作からフロッグマンの定番モデルまで

FEATUREその他

2023.04.21

カシオ

カシオのダイバーズウォッチ2023年の新作

カシオのダイバーズウォッチは、2023年にも新作が発表されている。注目の最新作を紹介しよう。

G-SHOCK　MR-G フロッグマン MRG-BF1000R-1AJR

タフソーラー。フル充電時約29カ月（パワーセーブ時）。Tiケース（縦56×横49.7mm、厚さ18.6mm）。ISO200m潜水用防水。59万4000円（税込み）。

G-SHOCKの最高峰と称されるMR-Gは、1996年にデビューしたシリーズだ。G-SHOCKをフルメタル化しているMR-Gは、高い機能性と洗練されたデザインが特徴といえるだろう。

「MRG-BF1000R-1AJR」は外装にチタンを使用し、耐衝撃性と軽量化を両立している。ケースバックにはサファイアクリスタルが使われており、フロッグマンのアイコン的存在であるカエルのキャラクターが鮮やかなブルーに浮かび上がる。

潜水時間と水面休息時間をそれぞれ表示するダイブモードと、ダイビングスポットの情報管理に欠かせないタイドグラフモードが搭載され、優れた機能を備えているのも魅力だ。

MASTER OF G - SEA フロッグマンの定番モデル

フロッグマンの歴史は、30年以上前から続いている。長く愛されるアイテムも多いのが特徴だ。「海G」の名で知られるMASTER OF G - SEAシリーズのフロッグマンから、ロングセラーの時計をはじめ、使いやすい定番モデルを紹介しよう。

GWF-1000-1JF

タフソーラー。フル充電時約26カ月（パワーセーブ時）。SS×樹脂ケース（縦58.3×横52.8mm、厚さ18mm）。ISO200m潜水用防水。7万4800円（税込み）。

「GWF-1000-1JF」は、2009年9月の発売から絶えず人気を集めるロングセラーモデルだ。ログデータを10本記録できることに加え、タイドグラフやムーンデータ機能などダイビングに欠かせない主要機能がそろっている。

フルオートELバックライトにより、ダイビング中の視認性も十分だろう。デジタル表示を採用している、数値で素早く時間を確認できるのも便利だ。

GWF-A1000C-1AJF

タフソーラー。フル充電時約30カ月（パワーセーブ時）。樹脂×SSケース（縦56.7×横53.3mm、厚さ19.7mm）。ISO200m潜水用防水。13万2000円（税込み）。

2021年に発売された「GWF-A1000C-1AJF」は、シリーズ初となるコンポジットバンドを採用したアナログモデル。中駒のエクステンション機能に加え、バックルの内側にもフリーエクステンション機能を搭載し、ウェットスーツの上からでも装着しやすいようになっている。

フロッグマンの特徴でもある左右非対称デザインを取り入れつつ、ブルーIPを施したステンレススティール製ベゼルやイエローの秒針がアクセントになっており、ダイバーズウォッチらしいアクティブな雰囲気が漂う。

GWF-A1000-1AJF

タフソーラー。フル充電時約30カ月（パワーセーブ時）。カーボン×SSケース（縦56.7×横53.3mm、厚さ19.7mm）。ISO200m潜水用防水。9万9000円（税込み）。

「GWF-A1000-1AJF」の特徴は、フルアナログダイアルを採用している点だ。立体インデックスと大型の針で視認性を高めている上、スーパーイルミネーターの発光により暗所で現在時刻や潜水経過時間を確認するのも容易だ。

専用アプリケーションとの連携で潮汐データの設定やダイビングログの確認ができるのも、本機の魅力といえるだろう。

ケースにはカーボン繊維の入った強化樹脂を使用しており、高い耐久性と防水性を誇る。ベルトにはエクステンション機能を搭載。2段階に調整できるので、ウェットスーツでも着脱がしやすい。

GWF-D1000B-1JF

タフソーラー。フル充電時約23カ月（パワーセーブ時）。SS×樹脂ケース（縦59.2×横53.3mm、厚さ18mm）。ISO200m潜水用防水。14万3000円（税込み）。

2016年にリリースされた「GWF-D1000B-1JF」は、水深、方位、温度の計測を可能にするトリプルセンサーを搭載したモデル。

水深計測は、潜水活動の限界値以上となる80mまでの計測が10cm単位で行え、さらに方位計測は、時計を装着した手首の角度を機にすることなく、正確な方位情報が得られるようになっている。

精悍な表情を見せるブラックのステンレススティールケースにはDLC加工が施され、耐摩耗性が向上。また、ケースサイドには大型の鍛造ボタンを備え、グローブを着用したままでも確実な操作性を実現している。

スキンダイビング向けモデルもチェック

スキンダイビングや水上スポーツには、日常生活用強化防水機能を搭載したモデルも使用できる。ダイバーズコレクション以外に、海で使えるモデルを見ていこう。

OCEANUS　Classic Line OCW-T2600J-1AJF

タフソーラー。フル充電時約22カ月（パワーセーブ時）。Tiケース（縦48.2×横42.8mm、厚さ10.7mm）。10気圧防水。12万1000円（税込み）。

優美さと機能性を備えたOCEANUSのClassic Lineは、2カ所の時刻の同時表示機能を備えている。工具不使用でブレスレットの長さを調整でき、装着感を変えられるのも特徴だ。

ブラックの文字板を採用したクラシックなデザインは一見シンプルにも見えるが、秒針の先端のオレンジカラーとロゴ部分の鮮やかなブルーがスポーティーな雰囲気を演出してくれる。

防水性能は10気圧防水にとどまるが、海上での使用やスキンダイビング程度の使用目的で、G-SHOCK以外のシリーズを検討しているなら候補に加えてもいいだろう。

G-SHOCK　RECRYSTALLIZEDシリーズ GMW-B5000PS-1JR

タフソーラー。フル充電時約22カ月（パワーセーブ時）。SSケース（縦49.3×横43.2mm、厚さ13mm）。20気圧防水。12万1000円（税込み）。

「GMW-B5000PS-1JR」は、2023年4月にG-SHOCK生誕40周年を記念して発売される、RECRYSTALLIZEDシリーズのフルメタルモデルだ。今作もアメリカのストリート系アーティスト兼デザイナー、エリック・ヘイズとコラボレーションしており、裏蓋には彼の制作したロゴがあしらわれている。

ステンレスの再結晶化と硬化処理を施し、シルバーの発色と重厚な雰囲気を兼ね備えているのも本機の特徴といえるだろう。同シリーズは複数のカラーリングを展開しており、好みや服装に合わせて選べるのも魅力だ。