2023年に発表されたユリス・ナルダンの新作時計を紹介。ウォッチズ&ワンダーズで解禁になった「フリーク ONE」は初代フリークの特徴を引き継いだ、フリークらしさの光る逸品だ。
フリーク ONE
ユリス・ナルダン「フリーク ONE」
自動巻き(Cal.UN-240)。15石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。Ti×18KRGケース(直径44mm、厚さ12mm)。30m防水。926万2000円(税込み)。
自動巻き(Cal.UN-240)。15石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。Ti×18KRGケース(直径44mm、厚さ12mm)。30m防水。926万2000円(税込み)。
2001年に登場した、ユリス・ナルダンの「フリーク」。中央に配されたムーブメント自体が回転しつつ、分針としての役割を果たすセンターカルーセル機構に加え、リュウズを廃したことやシリコン製脱進機の搭載など、独創的な試みを盛り込んだフリークは、その名に違わぬ時計として認知されていった。
今回発表された「フリーク ONE」は、初代フリークの持つ3つの特徴である「ダイアルがないこと」「針がないこと」「リュウズがないこと」を踏襲した、フリークの原点に立ち返るモデルだ。脱進機には、合成ダイヤモンドとシリコンのプラズマ表面加工である“ダイヤモンシル”を施し、ムーブメントの耐摩耗性と耐衝撃性を高めている。
時刻合わせは、ケース6時位置のロックを解除し、ベゼルを回転することで可能となる。搭載する自動巻きムーブメントは、独自のグラインダー自動巻きシステムによって、高い巻き上げ効率を実現している。
これまでに登場したフリークの技術をふんだんに盛り込んだモデルと言えるだろう。ミドルケースには、ブラックDLCを施したチタンを採用し、ベゼルには18Kローズゴールドを用いている。
すべての時計好きに勧めたい。オタク時計から脱却したユリス・ナルダン「フリークX」を着けて思うこと
https://www.webchronos.net/features/88719/
https://www.webchronos.net/features/88719/
ユリス・ナルダン「フリークX YAGASURI」文字盤を廻る矢絣
https://www.webchronos.net/features/87778/
https://www.webchronos.net/features/87778/
ユリス・ナルダン 純白の「ダイバー X スケルトン」が描く強力なレガシーと革新性との融合
https://www.webchronos.net/features/93641/
https://www.webchronos.net/features/93641/