オーデマ ピゲが、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の新たなケースサイズとなる38mmモデルと、初となるオールホワイトセラミックの「ロイヤルオーク オートマティック」34mmモデルを発表した。それぞれ、従来モデルのデザインコードを守るため、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲでは特徴的な構造のケースを新たに用意し、またロイヤルオークでは加工の難しいホワイトセラミックを採用するために仕上げが見直されている。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの新サイズ
発表された新作は、従来のケース径42mm、41mmのモデルに続く、直径38mmのCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの2モデルである。従来は比較的大径のラインナップであったため、選択肢の幅が広まったことになる。
自動巻き(Cal.5900)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KPG(直径38mm、厚さ9.6mm)。3気圧防水。440万円(税込み)。2023年10月以降、順次入荷予定。
コンパクトに仕立てられても、ダイアルデザインをはじめ、八角形のミドルケースを丸形のケースで挟み、スケルトナイズされたラグが取り付くケースなど、特徴的なデザインコードは守られている。搭載されるのは2022年発表の最新世代自動巻ムーブメントであるCal.5900である。
カラーバリエーションは、深く気品のあるパープルと、柔らかく華やかな印象のあるアイボリーで、ダイアルカラーとコーディネートされたアリゲーターストラップが組み合わされる。ケース素材はいずれも18Kピンクゴールドであり、エレガントさを添えている。
ホワイトセラミック製のロイヤル オーク オートマティック
本作は、21年発表でケース径34mmのブラックセラミックモデル(Ref.77350CE)のデザインを忠実になぞり、純白のホワイトセラミック製に仕立てたのが新作「ロイヤル オーク オートマティック」である。
自動巻き(Cal.5800)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。セラミック(直径34mm、厚さ8.8mm)。5気圧防水。704万円(税込み)。2023年 9月中旬以降より順次入荷予定。※ロイヤル オークは、引き続き入手困難な状況が続いている。
そのデザインは、22年にロイヤル オーク50周年を記念して投入されたデザインの進化の方針を受けたもので、ダイヤルに施されたグランドタペストリーモチーフが洗練された輝きを放っている。従来モデルに採用されたブラックセラミックよりも硬質なホワイトセラミックをケースおよびブレスレットに用い、サテン仕上げとポリッシュアングルの組み合わせが見直されている。
ホワイトを基調にして、ベゼル上のビス、針、アワーマーカー、ケースバックとローターにピンクゴールドの色調が添えられており、洗練された軽やかな印象に仕立てられている。
搭載されるのは自動巻きのCal.5800で、20年発表のロイヤル オーク34mmコレクション向けに開発されたもので、パワーリザーブは約50時間、22KPGのローターを備えることが特徴である。
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