リシャール・ミルは、1980年代のイタリアのアート・建築運動であるメンフィス デザインからインスピレーションを受けたデザインに、ポップなカラーコーディネートを纏わせた「RM 07-01 カラーセラミック:エンドレスサマーコレクション」を発表した。ベゼルとケースバックには、軽量かつ高強度、さらに色褪せせず、発色も良いTZP(正方晶ジルコニア多結晶)を用い、ダイアルには伝統的な手作業によるギヨシェ彫りを施したパーツが配されている。
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先進的な素材と夏を思わせるカラーリング、伝統的技術が融合した新作
リシャール・ミルは、1980年代のイタリアのアート・建築運動であるメンフィス デザインからインスピレーションを受けた「RM 07-01 カラーセラミック」3モデルを発表した。本作のデザインの中核となったのは、素材と共に色を配置してゆくというアイディアである。
ダイアル部には、ベゼルのカラーとコーディネートされた幾何学的形状のパーツが配される。このパーツには、手作業によるギヨシェ彫りが異なるパターンで施され、変化に富んだ表情が加えられている。このギヨシェ彫りは、熟練した職人が古くから用いているエンジン旋盤で1本1本の線を繰り返し彫り込んだ伝統的な手法によるものだ。彫り込まれた線が連なり、交差することでパターンを形成し、無地の表面に質感を与えている。
ミドルケースはホワイトゴールド製。マイクロブラスト加工を施し、ポリッシュ仕上げのピラーを備えており、リシャール・ミルの特徴である立体感があり腕に沿うケースシェイプを生み出している。
自動巻きムーブメントCal.CRMA2は、他モデルと同様にブリッジと地板にグレード5チタンを採用し、すべてのパーツはスケルトン加工される。これにより、高強度かつ軽量に仕立てて従来モデル同等の耐衝撃性を備えつつ、ダイアル側から覗くムーブメントに光を取り込んで空間を演出している。
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