エドックスより、「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティック」1型2種が発表された。本作は、同社創業140周年を記念し、「BMW M モータースポーツ」と共同で開発されたモデルだ。1972年に発売された「スポーツマン クロノグラフ」に範を取ったレトロフューチャーなデザインを採用している。
BMW M モータースポーツの世界観を取り入れたレーシングクロノグラフが登場!
エドックスより、創業140周年を記念した新作、「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティック」1型2種が発表された。発売予定日は、2024年7月18日(木)。各世界限定600本のみが販売される。
(右)エドックス「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティック」Ref.08202-3G-GIN
BMW M モータースポーツとのパートナーシップによって誕生した、新作の「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティック」。レーシングブルーとヴィンテージグレーの2種類がラインナップする。自動巻き(Cal.EDOX082)。パワーリザーブ約62時間。SSケース(直径41mm、厚さ16.8mm)。30気圧防水。各世界限定600本。71万5000円(税込み)。
エドックスはこれまで、数々のモーターレースでの公式計時を担当し、またレーシングチームとのパートナーシップを締結し、モータースポーツとの関わりを深めていった。21年には「BMW M モータースポーツ」とのスポンサーシップを結び、その記念として「クロノラリーBMW M モータースポーツリミテッドエディション」が発売されたことも記憶に新しい。
新作であるクロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティックは、BMW M モータースポーツと共同で開発されたものだ。クロノラリーBMW M モータースポーツリミテッドエディションでは、モーターレースのスリリングな世界観を閉じ込めたようなダイナミックなデザインが与えられていたが、本作では一転して、1970年代に流行したレトロフューチャーなデザインに仕上げられている。
デザインのモチーフとなったのは、72年に発売された直径37mmの手巻きクロノグラフ「スポーツマン クロノグラフ」だ。トノー型のケースは、耐食性と抗アレルギー性に優れる316Lステンレススティール製。ケースサイズは41mmへ拡大され、防水性はオリジナルの4気圧から30気圧へと大幅にスペックアップされている。サファイアクリスタルは、ケースとの一体感を高めるドーム型を採用している。
ダイアルのカラーは、レーシングブルーとヴィンテージグレーの2種類。3時位置には30分積算計、9時位置にはスモールセコンドが配され、タキメーターが記されたフランジはホワイト、センターのクロノグラフ秒針は赤く彩られている。30分積算計のサークルは、ブルー、レッド、パープルに色分けされているが、これはBMW(ブルー)、モータースポーツ(レッド)、そしてその融合(パープル)を表現するものだ。
裏蓋はシースルーとなっており、セリタ社の汎用機をベースとしたムーブメントを鑑賞することができる。約62時間のパワーリザーブが、長時間の安定した駆動を実現する。
ベルトは、ステンレススティール製のメッシュブレスレットとパンチング加工が施されたブラウンのレザーストラップが付属する。どちらも70年代を象徴するクラシカルなデザインが魅力だ。
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