2024年でブランドの創業30周年を迎えたアイクポッドは、新作コレクション「ホロポッド」を発表した。計6モデルが展開される本コレクションは、スイスメイドの機械式ムーブメントの搭載によって、アイクポッドの特徴である、斬新なデザインと高品質なムーブメントの融合を実現している。
待望のスイスメイドモデル第2弾
2024年でブランドの創業30周年を迎えたアイクポッドは、新コレクションである「ホロポッド」を発表し、計6本の新作モデルをリリースした。2019年のブランド復活以降、2023年登場の「スカイポッド」に次いで第2作目となる、スイス製機械式ムーブメントを搭載したコレクションだ。
アイクポッドは、1994年にデザイナーであるマーク・ニューソンとオリバー・アイクによって設立された時計ブランド。著名なデザイナーたちが手がけたユニークかつ革新的なタイムピースの数々で知られており、中でも「Gen2」と名付けられたコレクションは、ブランドの知名度の獲得に大きく貢献した。
(写真上中)アイクポッド「ホロポッド」Raf.IPHO11TITL
(写真上中)アイクポッド「ホロポッド」Raf.IPHO20TITL
(写真下左)アイクポッド「ホロポッド」Raf.IPHO01TITL
(写真下左)アイクポッド「ホロポッド」Raf.IPHO02TITL
(写真下左)アイクポッド「ホロポッド」Raf.IPHO03TITL
自動巻き(Cal.ETA2824)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。Tiケース(直径44mm)。5気圧防水。各59万9500円(税込み)。
ホロポッドは、このGen2をデザインベースに採用しており、曲線美が際立つ、ミニマルかつ近未来的なチタンケースを特徴としている。ケース直径は、従来モデルの「メガポッド」、「シーポッド」からサイズダウンした44mmだ。このケースに、アイクポッド社に保管されていたCal.ETA2824のデッドストックを搭載することで、斬新なデザインと高品質なムーブメントの融合という、アイクポッドの哲学が体現されている。
文字盤デザインは、新進気鋭のスイス人デザイナー、アドリアン・ビュッシュマンが担当した。同氏が得意とする、伝統と革新性が融合したデザインが反映されており、現代的な一面を持ちつつ、過去のアイクポッドをほうふつとさせる表情が与えられている。また、6つのカラーリングが用意されており、それぞれにヨーロッパ、中東、アジアの有名な都市に由来する名前が付けられた。
なお現在、大沢商会は、公式オンラインストアであるフォーチュンスクエアおよび、ウォッチコンシュルジュ、フォーチュン タイムにて、ホロポッドの先行予約を受け付けている。初回出荷分に限り、かつてのアイクポッドをほうふつとさせるブラックのラバーストラップが付属するため、アイクポッド愛好家の方々は要チェックだ。
アドリアン・ビュッシュマン
ロンドンを拠点に活躍するスタジオ、Fuzion Ltdに属する、スイス出身のデザイナー。伝統と革新を両立するデザインで注目されており、チャペック、クリストファー・ロード、クロノテクナといったブランドの時計に加え、自身がCEOを務めるコネクテッドウォッチブランド、Sequentの自動巻きスマートウォッチのデザインも手掛けている。