東京、福岡、大阪につづくロジェ・デュブイのフラッグシップブティックが、名古屋市の栄にオープンした。洗練されたラグジュアリーブランドや商業施設が集い、気軽に緑や芸術にふれられるエリアとして知られる栄に誕生した約80m2のブティックは、メゾンの豊かな世界観に浸るジャーニーを顧客が体験できる、創造性あふれるアートギャラリーのようにデザインされている。
ロジェ・デュブイ 名古屋ブティック
電話番号:052-990-3908
営業時間:11:00 ~ 19:00
定休日 火曜日
ロジェ・デュブイ公式サイトhttp://www.rogerdubuis.com
石造りの大きなテーブルではメゾンのノウハウとクラフツマンシップをインタラクティブに体験できる。奥のウォールナット製のテーブルでは、じっくりと時計を鑑賞できるほか、ブティックならではの体験ワークショップも用意される予定だ。奥のVIPラウンジでは、よりプライベートな空間でじっくりとタイムピースをご覧いただける。
ハイパー オロロジー™の体験
フラッグシップブティックのデザインは、ロジェ・デュブイの表現力豊かなラインとシャープで洗練されたフォルムを存分に活かし、メゾンの特徴的な要素がより引き出されている。入って左手には、メゾンのアイコンであるアストラルモチーフが一目で見る人を魅了するだろう。当初、エクスカリバー・コレクションのスケルトンの一部として造形されたこの星は、ロジェ・デュブイ自身にとってもはじめから非常に重要なモチーフだった。メゾンのシグネチャーである赤は、製品のディスプレイなどさまざまな場所で効果的に用いられている。
新しいブティックでは、クラフツマンシップと革新性を体験できるインタラクティブなスペースとして、ハイパーテーブルが用意された。このテーブルはハイパー オロロジー™ の遊び場であり、メゾンの優れた時計づくりを体験可能だ。VIPラウンジはプライベートな空間というだけでなく、スイスのロジェ・デュブイ マニュファクチュールと直接つなぎ、特別なプレビューやプレゼンテーションも行う予定だ。お客様にメゾンとその時計づくりに関するサヴォワフェールを伝え、時計に触れてもらうために生まれたメゾンの新しいブティックは、遠方からでも一見の価値があるパワースポットになるだろう。
そしてVIPルームを超えるサロンが2階に存在する
ブティックの2階にはVIP ルームを超える空間が秘密裏に作られている。ブティックを運営するHASSINが別に経営するアートギャラリー兼バー兼クラブと言っても過言ではないハイパーなスペースだ。写真はNGだったがアートもドリンクもスマートでゴージャスなチョイスだ。重厚感よりもクールを重視する価値観でモダンに貫かれている。ブティックはもちろん、入れてもらえるならば、この2階のサロンは要チェックなスポットである。
なかなか見る機会がない上級機種の数々
滅多に見る機会のないロジェ・デュブイの上位機種、「エクスカリバー」や「ハイパーウォッチ」コレクションに属する腕時計を紹介しよう。
エクスカリバー ダブルトゥールビヨン コバルト
手巻き(Cal.RD108SQ)。32石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。コバルトクロムケース(直径45mm)。100m防水。世界限定28本。ブティック限定。価格は要問合せ。
「エクスカリバー ダブルトゥールビヨン コバルト」のケースに採用された、シルバーグレーに輝くコバルトクロムは本来は自動車や航空、宇宙航空産業のために開発された合金だ。ゴールドよりも優れた耐傷性を誇りながら、極めて高い耐食性、耐磁性、普段の着用にも適した耐久性を兼ね備えている。なお、この腕時計は、ジュネーブ・シールの厳格な基準をクリアしている。
エクスカリバー モノトゥールビヨン ブルーアワー
手巻き(Cal.RD512SQ)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。ジュネーブシール。18KPGケース(直径42mm)。ベゼルに60個のバゲットカットダイヤモンド。100m防水。世界限定28本。価格は要問合せ。
「エクスカリバー モノトゥールビヨン ブルーアワー」は、空を深い青で染め上げる夕間暮れをテーマに、ベゼルに10個のバゲットカットダイヤモンドと50個のブルーサファイアのきらめきで「ブルーアワー」として知られる魅惑的で刹那的な空の美しさを表現したモデルである。手巻き(Cal.RD512SQ)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。このモデルもジュネーブシールを取得している。
オルビス イン マキナ
手巻き(Cal.RD115)。29石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KPG(直径45mm)。50m防水。世界限定28本。価格は要問合せ。
ロジェ・デュブイの「オルビス イン マキナ」は、ステンレススティールより2倍軽量の非磁性チタンを、トゥールビヨンケージの下部に採用。そして同じく、非磁性でトゥールビヨンの重量を16%軽量化するミラーポリッシュ仕上げのコバルトクロム合金を、ケージ上部に使用している。