ニュアンスがある文字盤を与えられたニューカマー、クロノスイス「ストライク・ツー テラ」と「ストライク・ツー ハイランド」

2024.12.26

クロノスイスは、「ストライク・ツー」シリーズより新作「ストライク・ツー テラ」と「ストライク・ツー ハイランド」を全国の正規代理店にて発売した。伝統的なクラフツマンシップと革新的なデザインは、美しい地球にインスパイアされ、壮大な風景を表現したタイムピースとなった。

ストライク・ツー

「ストライク・ツー」シリーズとは

「ストライク・ツー」シリーズは、1990年代に発売されたクロノスイスの代表作の一つ「Tora」を継承したモデルとして、2024年4月に発表された。ユニークな水平レギュレーターのレイアウトを備え、ラジューペレと共同開発した自社開発ムーブメントCal.C.6000が搭載されている。

ストライク・ツー テラ

ストライク・ツー テラ

クロノスイス「ストライク・ツー テラ」Ref.CH-5023-BRSI
自動巻き(Cal.C.6000)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径40mm、厚さ12.7mm)。3気圧防水。世界限定100本。205万7000円(税込み)。

 ブラウン文字盤は、砂漠の砂丘や岩肌、広大な大地など自然の本質をイメージした。この質感のある表面は、最新のレーザープリントで再現。その上にブラウンのPVDコーティングを施すことにより、表情豊かなリッチさを演出した。ストラップには、洗練されたブラックのカーフレザーを採用している。

 文字盤には、名前の由来にもなっているツインブリッジと、時針リングの下に見える歯車、ハンドギヨシェが施されたスモールセコンド文字盤を採用。また、改良されたリュウズデザインは、アイコニックなクロノスイスの“オニオン・スタイルリューズ”に新鮮なひねりを加えた仕様となった。どちらも伝統とモダンを融合したブランドの伝統にオマージュを捧げた、アートのようなディテールである。

ストライク・ツー ハイランド

ストライク・ツー ハイランド

クロノスイス「ストライク・ツー ハイランド」Ref.CH-5023-GRSI
自動巻き(Cal.C.6000)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径40mm、厚さ12.7mm)。3気圧防水。世界限定100本。205万7000円(税込み)。

 緑豊かな丘陵や霧に包まれた湖をイメージした、深緑色の文字盤デザインは、神秘的な風景を連想させる。高度なCVD コーティング技術と垂直サテン仕上げによる、魅惑的なグリーンのカラー文字盤に仕上がった。文字盤のグリーンは角度により微妙に変化し、なだらかな丘や神秘的な湿原を彷彿とさせる。ストラップには、洗練されたブラウンのカーフレザーが組み合わされた。

注目すべきディテール

 精緻に作り込まれた腕時計のディティールを紹介しよう。

  • ストライク・ツー テラ

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クロノスイスについて

 ゲルト・R・ラングがミュンヘンにクロノスイスを設立。レギュレーター式ダイアルの腕時計としては初の量産モデルをはじめ、世界初のスケルトンダイアルを搭載した自動巻きクロノグラフなど数々の傑作時計を誕生させた。2012年にオリバー・エブシュテインが新CEOに就任し、本社をスイスのルツェルンに移転。2013年には、現在ではほとんど見られなくなった伝統工芸を再生するため、ルツェルンにエナメル焼成装置およびギヨシェ彫刻機を設備したアトリエを設立。高品質・少ロットのアトリエから紡ぎだされる機械式腕時計は、年間わずか 1500 本にとどまる。



Contact info: 栄光時計 Tel.03-3837-0783


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