ティファニーは、「ティファニー アトラス」をモダンに再解釈した新作モデルを発表した。セクターダイアルを思わせる表情、そして新たなムーブメントを備えることが特徴であり、従来モデルとは異なる現代的なエレガンスと機能性を兼ね備えたコレクションに仕上がっている。ラインナップは3サイズが用意され、2色のダイアルカラーで展開される。

クラシカルな意匠と先進技術の融合
ティファニーは、タイムレスな魅力を放つ「ティファニー アトラス」の新作コレクションを29mm、34mm、38mmの3サイズで発売した。ダイアルカラーは、29mmモデルにはティファニーブルーが、34mmと38mmモデルにはティファニーブルーまたはホワイトの2色が用意されている。そのデザインのインスピレーション源は、1853年にニューヨーク本店のファサードに設置され、今なお時を刻み続ける「アトラス クロック」である。
自動巻き。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径38mm)。10気圧防水。各79万2000円(税込み)。

自動巻き。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径38mm)。10気圧防水。72万500円(税込み)。
新作のダイアルは、20世紀半ばのクラシカルなセクターダイアルを再解釈したもので、存在感を放つローマ数字のインデックスが配されている。面取りされたアウターリングが巧みな視覚効果を生み出し、まるでインデックスが彫り込まれているかのような奥行きと立体感を演出。さらに、ケースとブレスレットでは、ポリッシュとサテンの仕上げが組み合わされ、光をとらえて腕時計全体が豊かな表情を生み出すようになっている。
自動巻き。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径34mm)。10気圧防水。各75万9000円(税込み)。

自動巻き。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径34mm)。10気圧防水。126万5000円(税込み)。
バリエーションも豊富で、直径38mmのモデルにはブラウンのカーフレザーストラップ仕様が、29mmと34mmモデルにはダイヤモンドをセットしたベゼル仕様も用意されている。
新ムーブメントの搭載も、新作のトピックのひとつだ。直径34mmと38mmモデルには、約50時間のパワーリザーブを誇る自動巻きムーブメントが、直径29mmモデルには、ラ・ジュー・ペレと共同開発した高精度ソーラームーブメントが搭載されている。このソーラームーブメントは、フル充電時に約8カ月間のパワーリザーブを実現し、晴れた日の屋外であればわずか2分で24時間分の動力を蓄えることができる。

ティファニー「ティファニー アトラス ウォッチ」Ref.75417489
クォーツ。フル充電時約約8カ月駆動。SSケース(直径29mm)。10気圧防水。54万4500円(税込み)。

ティファニー「ティファニー アトラス ウォッチ」Ref.75417535
クォーツ。フル充電時約約8カ月駆動。SSケース(直径29mm)。10気圧防水。93万5000円(税込み)。
また、いずれのモデルも防水性が従来の5気圧から10気圧へとアップグレードされており、洗練されたデザインと日常的な利便性が両立されている。
