2012年に2つのクロノグラフモデルでスタートしたブルガリとマセラティのコラボレーションは、マセラティ社の創設地ボローニャにあるネプチューン像を指すトライデントの控えめなエンブレムも相まって、モーターファンにとりわけ愛されるモデルとなった。新作も同様に文字盤とトランスパレントバックにマセラティのロゴが配されている。
ブルガリは今回のクリエイションにおいて、大胆な表現でありながら必要以上の強調を避け、色、素材、フォントで繊細かつエレガントにマセラティの世界を想起させる一方で、視覚的表現に頼りすぎることなくこのウォッチに2つのアイデンティティをもたせた。確固たるブルガリらしさをもつこのモデルは、現代的デザインのベンチマークとなった「オクト」コレクションをベースとし、イタリアン・ヘリテージにしっかりと根差していることも示している。車のダッシュボード、カウンターを彷彿とさせるダイアルデザイン、車の内装を連想させるトップステッチのレザーストラップが、マセラティのスタイルを明確に想起させる。
マセラティが路上からレーストラックへ、また長距離の旅から優雅なホテルの安息地へとスムーズに切り替えが可能であるのと同様に、ブルガリの「オクト レトロ マセラティ」も、スポーティーでありながらも極めてエレガントな佇まいを有している。1つ目は18kピンクゴールドの「オクト レトロ マセラティ グランルッソ」。ブラックダイアルで、針とアワーマーカーは全てピンクゴールド製。ハイジュエラーでもあるブルガリのエレガンスが感じ取れる。2つ目はブラックDLC加工のステンレススチール製「オクト レトロ マセラティ グランスポーツ」。ダイアルはブラック、数字、アワーマーカー、カウンターなどの表示と針はシルバートーンとブルーで、現代的な力強さがある。 <写真左>「オクト レトロ マセラティ グランルッソ」 自動巻き。18KPGケース。直径41mm。33石。28,800振動/時。42時間パワーリザーブ。3,440,000円(税抜)<写真右>「オクト レトロ マセラティ グランスポーツ」自動巻き。ブラックDLC加工SSケース。直径41mm。33石。28,800振動/時。42時間パワーリザーブ。1,440,000円(税抜)
マセラティと共同で開発された「オクト レトロ マセラティ」は、レトログレード分針とジャンピングアワー表示を特徴とし、ダイアルエフェクトはグランツーリスモ(GT)車のダッシュボード計器を彷彿させる。視認性が高く、まるでマセラティのハンドルを握っているかのようだ。2つの「オクトレトロ マセラティ」は、マセラティ車のオーナー限定で、ブルガリブティック及び正規販売店のみの取り扱いとなる。
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