感謝状を贈られたリシャールミルジャパン川﨑圭太代表取締役社長（左）と蒲島郁夫熊本県知事（中）。同社の熊本城への寄付金は3年間で総額4050万9924円に及んだ。知事は寄付への感謝を述べつつ、「くまモン（右）は非常に多忙のため、ふたりの予定を合わせるのが難しかった」とのこと。
リシャール・ミルの日本法人、リシャールミルジャパンは、2011年の東日本大震災における復興支援をはじめ、2018年にはリシャールミルジャパン基金を設立するなど、時計販売のみならずチャリティー活動も積極的に行っていることで有名だ。2016年に発生した熊本地震では2016年9月15日の寄付を皮切りに、2018年まで文化財復興支援金というかたちで計5回寄付をしている。
そして2019年2月5日、この活動に対する寄付金感謝状贈呈式が東京・銀座のリシャール・ミル ブティック銀座で開催された。当日は蒲島郁夫熊本県知事がブティックへ赴き、リシャールミルジャパンの川﨑圭太代表取締役社長へ直々に感謝状を贈呈。また、くまモンも駆け付け、コミカルかつ愛嬌たっぷりの動きで報道陣の注目を集めた。
感謝状を受け取った川﨑氏によれば、ラグジュアリービジネスのホスピタリティーを考えると、「チャリティー活動は切っても切れない関係。今後も力を注いでいきたい」と意気込みを語った。また、SIHH2019で発表した新作の日本割り当て分は既に完売したと、リシャール・ミルの好調ぶりもアピールしていた。
