リシャール・ミルの最新作「RM 11-04 オートマティック フライバッククロノグラフ ロベルト・マンチーニ」が発表された。2013年からリシャール・ミル パートナーに就任したイタリアのサッカーナショナルチーム監督「ロベルト・マンチーニ」のモデルだ。
■RM 11-04 オートマティック フライバッククロノグラフ ロベルト・マンチーニ
自動巻きフライバッククロノグラフ。アニュアルカレンダー。68石。28,800振動/時。カーボンTPT®ケース(49.94 x 44.50 x 16.15 mm)。パワーリザーブ約55時間。50m防水。22,000,000円(税別予価)
自動巻きフライバッククロノグラフ。アニュアルカレンダー。68石。28,800振動/時。カーボンTPT®ケース(49.94 x 44.50 x 16.15 mm)。パワーリザーブ約55時間。50m防水。22,000,000円(税別予価)
試合結果をひっくり返す潜在力を秘めているから最後の1分、最後の1秒でも貴重なんだ
このフライバッククロノグラフ装置は、サッカーの試合用に設計されている。ダイヤルに、それぞれ45分の前半と後半、および最大15分の延長時間に基づいた試合時間が表示される。4時位置にあるプッシュボタンを押すと、フライバック機能が作動して針が12時位置に戻り、後半戦スタートへの準備が整う。アディショナルタイムに突入する場合は、フライバック機能を再作動させると、延長戦15分と最長5分のロスタイムが表示できる。
選手たちをしっかり導けるか否かは、私たち監督・コーチ陣にかかっている。だからこそ、時間経過を厳密に把握し、管理しなければならない。
2013年発売のRM 11-01ロベルト・マンチーニは、マンチーニ監督とリシャール・ミルが交わした議論から生まれた。監督が現場で直面する問題、すなわち、試合時間の残り時間はあとどれくらいなのかを知ること。スコアボードの時間表示が停止したアディショナルタイムの間は、不安や緊張感が高まり、選手たちは行動を見失い、必然的に戦術にも影響を及ぼす。ハーフタイム、アディショナルタイム、延長戦の時間を計測できる特別な文字盤を備えた機械式ウォッチ制作の必然性は明らかだったが、フライバッククロノグラフを採用した表示を組み合わせることで、ロベルトはコートにおける時間を完全に把握できるようになった。
グレード5チタン製キャリバーRMAC3を搭載した新しいケース
RM 11-04にはリューズの新しいライン、可変慣性モーメントローター、そして隆起するような溝を持つカーボンTPT®製ケースに見られるように、リシャール・ミルの最新スタイルコードが盛り込まれている。イタリア国旗「トリコローレ」のカラー、そしてサッカーナショナルチーム「アズーリ」公式シンボルカラーの青の色調がこのウォッチの背景に採用され、またフライバッククロノグラフとアニュアルカレンダーを駆動する自動巻きキャリバーを囲むとともに、ベゼル、リューズ、プッシュボタンキャップそしてチタン製フォールディングバックルを備えたラバーストラップを彩っている。グレード5チタン製キャリバーRMAC3を搭載したこの新しいケースは、全く新しいものとなった。