2016年以降、Bell & Ross はルノーF1®チームとタッグを組んできた。今年のグランプリレースでアルピーヌブランドが登場したことを記念して、チームはアルピーヌF1®チームに改名。そして、Bell & Ross は、その公式計時パートナーになっている。この継続的なパートナーシップを記念して、フォーミュラ1™の世界をイメージしたアルピーヌF1®チームウォッチコレクションを立ち上げた。タイムピースは、3つのスポーティさを極めたクロノグラフから構成されている。
ルノーF1®チームはアルピーヌF1®チームへ改名
ルノーグループのゼネラルディレクターとしてルカ・デ・メオが最近着任したことで、多くの戦略的変化が起きている。ルノーF1®チームはアルピーヌF1®チームへとブランドを刷新。Bell & Rossはアルピーヌチームのグラフィックチャートから着想を得た最初のコレクションを開発した。
アルピーヌF1®チーム コレクション
コレクションは、現在のアルピーヌ A521 シングルシーターを参照して A521 と名付けられた。スポーティな時計の文字盤は、アルピーヌの視覚的アイデンティティ、特にチームの基本的なカラーコードである青、黒、白を反映している。また、フォーミュラ1の車でテストした最先端の素材も使われている。特別なタイムピースは、アルピーヌF1®チームのドライバーとスタッフが2021 シーズンを通して着用する。
角形ケース「BR 03-94 A521」
これこそが象徴的なBell & Ross のケースであり、BR-01 で導入された「四角の中に丸」である。本コレクションでは、スティール製で42 ㎜のBR-03が発売される。ダイヤルはBR V3-94 のダイヤルと似ており、日付が6 時位置にある以外は同じだ。特にクロノグラフを示す2 本の針が「アルピーヌブルー」である点は重要だ。両方向回転ベゼルは、60 分から0 分までのカウントダウン式となり、レース開始時に非常に便利である。トグル型のブラックPVD仕上げのクロノグラフ用プッシュボタンは、レーシングカーのステアリングホイールに見られるパドルを連想させる。パーフォレ―テッドのラバーストラップは軽くて通気性があり、レースで酷使した手首を冷やすのに重宝するだろう。
角形ケース「BR-X1 A521」
異なる素材を採用し、グレード5 のチタン、セラミックおよびラバーから出来ている。トグル型のプッシボタンはチタンをラバーでくるみ、最適なグリップを保証。人間工学に基づいたデザインは、フォーミュラ1®レーシングカーのステアリングホイールのパドルを彷彿とさせる。周囲を囲むセラミックは、ケースを衝撃から守り、スケルトンダイヤルは最新の注意を払って設計されている。ガラス越しには、中央にある象徴的なX 字型のブリッジやヒゲゼンマイなど、ムーブメントじっくりと鑑賞できる。ベゼルは、固定されたチタンと回転式アルミニウムリングが取り付けられた構造になっており、リングはブラックPVDでコーティングされ、時間をマークできる。
丸型ケース「BR V3-94 A521」
ダイヤルには白で描かれたインデックスと、周囲の黒との対比で、高い視認性が確保されている。イタリック体の書体は、スピードと躍動感を連想させる。ふたつのカウンターは星形と白い円で構成され、レーシングカーのホイールリムのようだ。そこからは時計のメカニズムを垣間見ることができる。センターセコンドの先端には、アルピーヌを象徴する「A」が見て取れる。6時位置のさりげない赤、白、青の旗は、アルピーヌの母国であるフランスを表している。ストラップは2種類から選べ、便利なスティール製、または上部に穴がありカーボンファイバーを思わせるパーフォレ―テッドレザーが用意された。
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