ベル&ロスから新たなコレクション「BR-X5」が発表された。多層構造の複雑なケースを持ち、搭載するムーブメントはケニッシと共に開発したBR-Cal.323だ。端正なブラックと爽快感あふれるアイスブルーの2カラーをラインナップする。
多層構造ケースの新提案ラグジュアリースポーツスタイル
航空機の計器にインスパイアされたデザインで今日まで進化を続けてきたベル&ロス。今回披露されたのは、2019年発表の「BR05」コレクションを進化させ高機能化を果たした「BR-X5」だ。
自動巻き(BR-Cal.323)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径42mm、厚さ12.8mm)。100m防水。SSブレスレットモデル:92万4000円(税込み)、ラバーストラップモデル:85万8000円(税込み)。
この新コレクションは、BR05が持つ特徴的なディテールを継承しながら、外装・ムーブメント共に大きく刷新されている。直径41mm、厚さ12.8mmの控えめなケースは、多数のパーツでミドルケースを挟み込むようなサンドイッチ構造が採用されている。そのためケース側面には大きな空間が生まれ、耐久性を高めるとともに軽量化も行われた結果である。
自動巻き(BR-Cal.323)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径42mm、厚さ12.8mm)。100m防水。SSブレスレットモデル:92万4000円(税込み)、ラバーストラップモデル:85万8000円(税込み)。
ミドルケースはリュウズガードとはじめから一体で、ステンレススティールの塊から削り出され、ムーブメントを堅牢に保護。上部のベゼル、下部のケースバックは太い4本のネジによって頑強に固定され、カラーアクセントにもなるラバーリングを挟むことで100mの防水性が保たれる。結果、先進的な独自のデザインが生まれた。
ダイアルは、アラビア数字を配したBR05とはうって変わりシンプルなバーインデックススタイルだ。用意されたブラックとアイスブルーの2色はまったく印象を変え、放射状のサンレイ仕上げが施されている。3時位置には3日分の日付を表示する縦長の窓と、9時位置にはBR05では無かったアナログなパワーリザーブ表示が配された。
また本作を駆動させるのは、注目を集めるムーブメントサプライヤーであるケニッシとのパートナーシップによって開発されたBR-Cal.323。ベル&ロスがケニッシ製ムーブメントを載せるのは初めての試みで、スイス公認クロノメーター検定協会が認める高い精度と、約70時間のパワーリザーブをもたらした。
Contact info: ベル&ロス 銀座ブティック 03-6264-3989
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