クエルボ・イ・ソブリノスでは、1957 年にキューバで開催されたキューバグランプリをモチーフにした新作を2 月20 日に発売する。クエルボ・イ・ソブリノス「ヒストリアドール・グラン・プレミオ・デ・クーバ "1957 "」は、その名にふさわしく、歴史的なレースからインスピレーションを得て、現代のオーディエンスに向けた162 本限定生産のクロノグラフだ。162 本はグラン・プレミオ・デ・クーバ "1957"の走行距離162 マイルから引用された。
キューバで初めて開催されたグランプリ
1957 年、キューバで初めて開催されたグランプリ、グラン・プレミオ・デ・クーバ。レースはハバナの北に位置するマレコンの壮大な大通りと活気ある遊歩道を通って行われた。アルゼンチン出身の名ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオ*がマセラティ300S を駆って優勝。翌年のレース前夜、反政府革命家がファンジオを誘拐する事件が起きたがレースは続行され、フェラーリ335S を操るイギリス人ドライバー スターリング・モスが優勝を果たした。1959 年のレースは政情不安のため中止、1960 年に再開され、マセラティTipo61 を駆るスターリング・モスが勝利を収めた。
ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ "1957"
クエルボ イ・ソブリノス「ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ "1957"」
自動巻き(cal.CyS 8099 / Valjoux 7750ベース)。27石。28,800 振動/時。パワーリザーブ約48時間。SSケース(直径42mm、厚さ12mm)。30m防水。 世界限定162本。68万2000円(税込み)
赤を基調としたダイヤル中央部には、テレメータースケールとしてクリーム色のサークルが配されている。テレメータースケールの外側には、タキメーターのブラックリングを配置。このタキメーターは、既知の距離における自動車の速度を測定するためのものだ。
「ヒストリアドール・グランプレミオ・デ・クーバ」は、直径42mmのステンレススティール製ケースに収められている。ダイヤルは、無反射コーティングを施したダブルカーブサファイアクリスタルの下に収められた。ピストン式のクロノグラフプッシャーはケースの右側に配置され、ラグは人間工学に基づいた形状で、装着感を高めている。
この時計には、ブラックのレーシング・スタイルのマット・レザー・ストラップが装着された。このストラップは、往年のレーシンググローブからインスピレーションを得た多数のパーフォレーション(穴飾り)が施されている。また、赤いステッチとCySブランドの透かし彫りクラスプが、より洗練された雰囲気を演出。ケースバックには「Gran Premio 1957 de Cuba」の徽章がデザインされ、162本の限定数が刻印されている。この162 本という数字は、グラン・プレミオ1957・デ・キューバのレース距離である162 マイルからインスピレーションを得たものだ。
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