エルメスはレディスウォッチコレクション「メドール」から、ピンクゴールドケース3種とホワイトゴールドケース1種の計4モデルを発表した。ジュエリーブレスレットのようなゴージャスな雰囲気をまとったタイムピースは、メゾンの創造的な大胆さを表現している。
クォーツ。18KPGケース(直径15mm)。3気圧防水。572万円(税込み)。2023年4月発売予定。
文字盤を隠す神秘的なジュエリーウォッチ
クォーツ。18KPGケース(直径15mm)。3気圧防水。929万5000円(税込み)。2023年4月発売予定。
エルメスのピラミッド型スタッズは、1930年代に初めてベルト製品にデザインモチーフとして採用された。そこから、エルメスを象徴するブレスレット「コリエ・ド・シアン」(「犬の首輪」の意)のインスピレーション源となった。
その後、1993年にはフィリップ・ムケによる時計「メドール」へと進化したのだ。文字盤部分がスタッズ型のカバーで覆われており、3時の位置に配置されたボタンを押すことで時刻を確認できる、エレガントなタイムピースである。
クォーツ。18KPGケース(直径15mm)。3気圧防水。1142万9000円(税込み)。2023年4月発売予定。
メドールのスクエア型ケースは一辺が15mmと小型で、ピラミッド型のスタッズを模したカボションが特徴である。わずかに丸みを帯びたこのファセットには宝石がはめ込まれ、洗練された文字盤を隠している。神秘的なこのジュエリーウォッチは4つのモデルで再解釈される。
ピンクゴールドのケースとブレスレットをもつ3つのモデルでは、同じくピンクゴールド製のダイアルカバーにラウンドシェイプのダイヤモンドがセットされている。うちふたつのモデルでは、ブレスレットにもダイヤモンドがセットされている。
クォーツ。18KWGケース(直径15mm)。3気圧防水。4085万4000円(税込み)。2023年4月発売予定。
ホワイトゴールドのモデルでは、ダイアルカバーにダイヤモンドがフルパヴェセッティングされている。ブレスレットには、ラウンドシェイプのダイヤモンドとピラミッド型スタッズに似たフォルムにカットされたダイヤモンドがセットされており、時計全体がダイヤモンドでまぶしく輝く。マザー・オブ・パールのダイアル上にも、インデックスとしてダイヤモンドが配されている。合計15カラットを超える、プレシャスなモデルである。
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