リシャール・ミルは、同社がオフィシャル・タイムキーパーを務める「ル・マン クラシック」の特別モデル「RM 72-01 ル・マン クラシック」を発表した。グリーンとホワイトクォーツTPT®のコンビネーションケースを備えたこのモデルは、150本限定での販売となる。
ル・マン24時間レース100周年を記念した「ル・マン クラシック」
6月29日から7月2日まで、多数のヴィンテージカーが伝説のル・マン サーキットに集結する。800台のレーシングカーがトラックを走行し、8500台ものクラシックカーが一般公開エリアにて展示されるイベント「ル・マン クラシック」。30か国から150の出展者、1000人のドライバーが参加する。そして2002年のイベント誕生以来、前例のない20万人もの観客数が予想されている。2年に1度開催される伝説のル・マン クラシック。世界でも類を見ない最大規模のクラシックカー・レースイベントが開催される。
ル・マン100周年を記念した特別モデル「RM 72-01 ル・マン クラシック」
150本限定の「RM 72-01 ル・マン クラシック」は、グリーンとホワイトクォーツTPT®のコンビネーションで、この大会にふさわしいモデルだ。フライバッククロノグラフの針は、ル・マン サーキットの13.626kmを2周走る車を表現している。アワーカウンター上の「16」の数字は耐久レースの伝統的なスタート時刻にちなんで、赤色でアンダーラインが引かれた。偉業が達成されるとき、勝利が祝福される。すなわち、チェッカーフラッグを潜り抜けた選手たちは、歓喜に満ち溢れる。そのフラッグ柄がチタン製ダイアルの上に描かれている。
テクノロジーとエレガンスを讃えたRM 72-01 ル・マン クラシックは、特許取得済のダブルスイングピニオンクラッチ機構を備えた、リシャール・ミル初のフライバッククロノグラフだ。
時、分、スモールセコンド、日付、ファンクションセレクターを搭載した自動巻きムーブメントは、クロノグラフの使用いかんにかかわらず、約50時間のパワーリザーブを保持する。
リシャール・ミルによって開発され、パテントを取得したダブルスイングピニオンの連動機構により、このフライバッククロノグラフでは、分から時への連結部は、秒の歯車から独立している。そのため、歯車にかみ合うピニオンは対になっており、ひとつが秒、もうひとつが分のためのものだ。このシステムを採用することによって、ムーブメントの中心部に据え付ける垂直構造のクラッチよりも、ムーブメントを薄くすることができる。
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