ベル&ロスは、アルピーヌF1チームとのコラボレーションモデル、「BR 05 CHRONO A523」を発表した。F1の緊迫した世界観を閉じ込めた特別なダイアルには、アルピーヌのチームカラーがあしらわれている。
スクエア型ケースにラウンドダイアルを組み合わせた、ベル&ロスを代表するアイコニックなアーバンウォッチ、「BR 05」のクロノグラフモデルをベースとする。チェッカーフラッグ柄のミニッツマーカーを採用することで、よりスポーティな印象が強調されている。自動巻き(BR-CAL.326)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径42mm、厚さ14.25mm)。100m防水。世界限定500本。ステンレススティールブレスレットモデル:95万7000円(税込み)。カーフレザーストラップモデル:89万1000円(税込み)。
アルピーヌカラーが爽やかなレーシングクロノグラフ
ベル&ロスは、2016年よりF1の世界に参入し、ルノーF1チーム(現アルピーヌF1チーム)をサポートしてきた時計ブランドだ。これまでにも、アルピーヌカラーの鮮やかなブルーを取り入れたモデルを発表し、多くのファンを魅了してきた。
そんな同社より、今年もアルピーヌF1チームとのコラボレーションモデルが発表された。ベースとなったのは、「アーバンコレクション」のスポーティウォッチ、「BR 05 CHRONO」だ。
同社を象徴するスクエア型ケースとラウンドダイアルを組み合わせつつ、ミドルケースからブレスレットまでシームレスにつながったラインを特徴としている。クロノグラフ操作を司るふたつのプッシュボタンはリュウズガードに溶け込み、そのエレガントな造形をいささかも損ねていない。
3時位置と9時位置にはスクエア型のインダイアルが並び、前者は30分積算計、後者はスモールセコンドとして機能する。コラボレーションモデルらしく、タキメーターがプリントされたフランジと、クロノグラフ用のふたつの針にアルピーヌの爽やかなブルーを採用し、クロノグラフ秒針にはアルピーヌのロゴをあしらったカウンターウェイトが配されている。
6時位置には、さりげなくフランス国旗のトリコロールカラーが与えられている。ミニッツマーカーにはチェッカーフラッグ柄を採用しており、クロノグラフ使用時の計測時間が見やすくなっている点にも注目したい。
搭載するムーブメントは、自動巻きのBR-CAL.326である。ホイールを模ったローターは、シースルーバックから鑑賞可能だ。
アルピーヌF1チームは今年、極限の性能を突き詰めた「アルピーヌ 523」を駆ってレースに挑む。職人の手作業を駆使して最高の結果を勝ち取りに行く様は、「BR 05 CHRONO A523」にも共通する。本作は、世界限定500本のみが販売される。
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https://www.webchronos.net/specification/95784/
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