スポーツウォッチ10選

広田雅将(34歳) 時計ジャーナリスト

「スポーツウォッチは耐衝撃性で選ぶ」
機械式時計は衝撃に弱い。ということで耐衝撃性に優れた時計を選んでみた。ここに挙げた以外でも、フリースプラング+高振動の時計は、スポーツシーンに向くはず。特殊な耐衝撃装置がない場合、緩急針付きの時計は激しい動きにまったく向かない。

1 ゼニス/デファイ エクストリーム クロノグラフ
2 ジャガー・ルクルト/マスター・コンプレッサー・エクストリーム・ワールド・クロノグラフ
3 セイコー/プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル SBDB001
4 IWC/インヂュニア・オートマティック AMG
5 オメガ/シーマスター アクアテラ
6 タグ・ホイヤー/リンク クロノグラフ キャリバーS
7 リシャール・ミル/RM003
8 オメガ/スピードマスター プロフェッショナル


スポーツウォッチ10選

古川直昌(39歳) 『クロノス日本版』編集長

「苦手なジャンルの中でも気になるモデル」
スポーツウォッチという響きが苦手です。メーカーがマーケットに寄り添う匂いがするのも嫌いです。コメントを付けるのも苦労しました。だから6本で勘弁してください。

1 ブランパン/フィフティ ファゾムス
2 オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク オフショア アリンギチーム クロノグラフ
3 ブレゲ/マリーン ラージデイト
4 ジラール・ペルゴ/シーホークII プロ
5 ブライトリング/スーパーオーシャン・ヘリテージ46
6 ジャガー・ルクルト/マスター・コンプレッサー・ダイビング・プロ・ジオグラフィーク


スポーツウォッチ10選

松尾健太郎(42歳) 『メンズ・イーエックス』編集長

「機械式時計を1本持つならスポーツ系が正解!」
ごく単純に考えて「スポーティな雰囲気を持っている時計」という基準で選びました。実際の防水・耐震性能等は、考慮していません。もし1本しか時計を持てないとなったら、ドレス系ではなく、これらスポーツ系から選ぶと思います。スポーツウォッチはスーツにも合うけれど、ドレス系は決してカジュアルに合わない……そう考えると、1本目の本格時計としてスポーツウォッチを選ぶのは、理にかなっていると思います。

1 オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク オートマティック
2 パテック フィリップ/ノーチラス Ref.5711/1A
3 ロレックス/オイスター・パーペチュアル ミルガウス
4 オメガ/スピードマスター プロフェッショナル
5 タグ・ホイヤー/モナコ 自動巻 クロノグラフ
6 パネライ/ルミノール デイライト
7 ブライトリング/モンブリラン
8 IWC/パイロット・ウォッチ・ダブル・クロノグラフ
9 ブレゲ/タイプXX アエロナバル
10 ボーム&メルシエ/リビエラ S ダイバー


スポーツウォッチ10選

山田龍雄(不詳)『WATCH FILE』主筆

「腕にはめたら気分がいいスポーツモデルを選択」
スポーツウォッチといっても、そのジャンルの範囲はかなり漠然としているので、選定基準もまた漠然。思いつくままに選んでしまったので、かなりバラバラ感があります。まあ、基本的には腕にしたらデザイン的にも精神的にもカッコいいと思うモデルといった感じか。

1 ブライトリング/スーパーオーシャン・ヘリテージ
2 リシャール・ミル/RM0011 フェリペ・マッサ
3 ポルシェデザイン/P'6910インディケーター
4 タグ・ホイヤー/グランドカレラ クロノグラフ RS
5 フェラーリ・エンジニアド・バイ・オフィチーネ・パネライ/ フェラーリ・グラントゥーリズモ・クロノグラフ
6 ジラール・ペルゴ/シーホーク プロ 1000M フライングトゥールビヨン
7 オリス/TT3 フォーミュラ
8 パテック フィリップ/ノーチラス Ref.5980/1A
9 ジャガー・ルクルト/マスター・コンプレッサー・ダイビング・プロ・ジオグラフィーク
10 ブランパン/フィフティ ファゾムス フライバッククロノグラフ


ランキングの集計ルール
●ルールに則して合計10モデルを選び、1位から10位までの順位をつける。
●それぞれが選んだ10モデルの、1位に20ポイント、2位に18ポイント、3位に16ポイント…‥9位に4ポイント、10位に2ポイントを与える(順位なしの場合は、個人の持ち点110点を10で割り、全てのモデルに11点ずつ加算する。順位ありとなしが混在する場合は、持ち点110点から順位分を引き、残りを割って分配)。その集計により、ランキングを決定する。
●同ポイントとなった場合、そのモデルを選んだ選考委員の数が多いほうを上位とする。
●それでも同位となった場合、最高点が高いほうを上位とする。
●さらに、それでも同位となった場合は、プライス設定の低いほうをバリュー的価値が高いものとして、上位とする。※パネライはディストリビューターの都合により順位には入りません。