本誌が創刊した2005年から現在まで、実質6年分の新作から印象に残った時計をリクエストしたトップ10ランキング。今回から本誌Webサイト『WebChronos』にて、“読者選考枠”への事前投票も開始。かなり票が割れたが、手堅く高得点をマークしたビッグ・バンが首位となった。
1位 41point/3persons ウブロ/ビッグ・バンPhoto:「ビッグ・バン アールグレイ ゴールド ヘマタイト」/自動巻き/18KRG/358万500円 ●一本の時計がブランドの価値を高める。そんなサクセスストーリーを間近で見ることができた。2006年の“オールブラック”も出色の出来。(篠田)
|
2位 38point/4persons ジャガー・ルクルト/デュオメトル・クロノグラフPhoto:「デュオメトル・クロノグラフ」。手巻き。18KPG。483万円 ●時間表示とクロノグラフ、それぞれの輪列を独立させるというアイデアが新鮮だった。しかも、精度においても有利。大いなる発展を期待。(高木)
|
3位 32point/3persons A.ランゲ&ゾーネ/リヒャルト・ランゲPhoto:「リヒャルト・ランゲ」。手巻き。18KPG。267万7500円 ●高精度を実現した精密なメカニズムを搭載しながら、時計の意匠はあくまでもベーシックに徹した点を評価。(名畑)
|
4位 29point/2persons タグ・ホイヤー/モナコ V4Photo:「モナコ V4」。自動巻き。Pt。840万円 ●今なお保守的な時計づくりが色濃い機械式時計の世界に「コンセプトウォッチ」をもって強烈なパンチをくらわせた同社の冒険精神に1票を投じる。(菅原)
|
5位 28point/4persons H.モーザー/マユPhoto:「マユ」。手巻き。18KRG。126万円 ●着脱可能なインターチェンジャブル脱進機など、シンプルかつ古典的なデザインに革新的なムーブメントを搭載。業界での評価は高いのに……。もっと市場認知されて欲しいとの願いも込めて。(高木)
|