選考委員の選定モデル詳細

 

静寂を打ち破るバーゼル

菅原 茂(61歳) 時計ジャーナリスト

「楽しさを基準に選んだ」」
傾向の分析よりも、まずは楽しめ!それがバーゼルワールドの本質だろう。したがって楽しいか否かをポイントにした。

1 パテック フィリップ/Ref.5524 カラトラバ・パイロット・トラベルタイム
2 ロレックス/オイスター パーペチュアル ヨットマスター
3 エルメス/スリム ドゥ エルメス パーペチュアル・カレンダー
4 モリッツ・グロスマン/テフヌート
5 ブレゲ/トラディション インディペンデント クロノグラフ 7077
6 ルイ・ヴィトン/タンブール グラフィット GMT
7 オメガ/コンステレーション グローブマスター
8 コルム/バブル スケルトン
9 タグ・ホイヤー/カレラ キャリバー18 クロノグラフ <br/ 10 ブルガリ/ディアゴノ マグネシウム コンセプト ウォッチ


静寂を打ち破るバーゼル

鈴木幸也(43歳) 『クロノス日本版』編集部

「バーゼルで見た“優勝劣敗”を生む秘訣」
今年のバーゼルワールドも“多様性の見本市”であった。ただし、各メーカーの地頭と地力に明確な差異が見て取れるようになった。圧巻はブレゲがトラディションで成し遂げたミニッツリピーターとクロノグラフの類い稀なる独創性だ。まさに何をどう作るか? が真剣に問われている。

1 ブレゲ/トラディション ミニッツリピーター トゥールビヨン 7087
2 グランドセイコー/ヒストリカルコレクション“62GS”限定モデル(復刻デザイン)
3 パテック フィリップ/スプリット秒針クロノグラフ Ref.5370P
4 H.モーザー/コンセプトウオッチ
5 ブレゲ/ トラディション インディペンデント クロノグラフ 7077
6 ルロワ/オスミオール クロノメーター トゥールビヨン
7 ツァイトヴィンケル/273°ザフィア
8 ロレックス/オイスター パーペチュアル ヨットマスター
9 オメガ/コンステレーション グローブマスター
10 パテック フィリップ/Ref.5711/1 ノーチラス


静寂を打ち破るバーゼル

名畑政治(55歳) 時計ライター

「新たなシンプル・ウォッチの時代到来か?」
今年のバーゼルはブルー・ダイアルや小サイズ化が話題になったが、私としては相変わらずシンプルで美しいモデルを探していた。その意味では満足できる新作が多く、これからも期待ができるな、という印象。例によってすべて同列、順位なし。

・ モリッツ・グロスマン/テフヌート・ ブライトリング/トランスオーシャン クロノグラフ 1915
・ オメガ/スピードマスター ‘57
・ コルム/コインウォッチ50周年記念モデル(シルバーモデル)
・ クエルボ・イ・ソブリノス/ヒストリアドール デュアルタイム
・ ジラール・ペルゴ/1966 ブルーダイヤル 41mm
・ グランドセイコー/ヒストリカルコレクション“62GS”限定モデル(復刻デザイン)
・ ゼニス/エル・プリメロ クロノグラフ クラシック
・ ペキニエ/マニュファクチュール ロイヤル 300
・ H.モーザー/ベンチャー・スモールセコンド