選考委員の選定モデル詳細


菅原 茂(64歳) 時計ジャーナリスト

「付け替え式が増えるのは大歓迎」
ブレスレットとストラップがセットで付属し、工具なしで換装できるという条件なら1位から3位が最良だろう。クイックチェンジが可能なアビエ式バネ棒のストラップはすでにありふれているが、そういうタイプが標準になるといいのだが。

1 ヴァシュロン・コンスタンタン/オーヴァーシーズ SSモデル全般
2 ラルフローレン/RLオートモーティブ 45MM スケルトン ステンレス スティール モデル
3 カルティエ/サントス ドゥ カルティエ
4 ジャガー・ルクルト/ジャガー・ルクルト ポラリス 全般
5 パネライ/ルミノール ドゥエ スリーデイズ オートマティック アッチャイオ - 38mm
6 モーリス・ラクロア/アイコン オートマティック
7 ボーム & メルシエ/クリフトン ボーマティック
8 ルイ・ヴィトン/タンブール エッセンシャル グレー
9 ハミルトン/ジャズマスター シンライン オート


安藤夏樹(43歳) 編集者

「ブーム到来で、腕時計の衝動買いが減ったりして……」
ストラップを替えるのは楽しい。インターチェンジャブルストラップは、決められたストラップへの変更しかできないことが多く、かえって選択肢を制限してしまう恐れがあるが、それでも、多くの人が買ったままでストラップを替えることのない現状を考えれば、楽しみを知る第一歩となるだろう。ただし、レザーストラップを交換に行くという口実で時計店に足を運ぶ楽しみ(リスク?)が減るのは少し残念かもしれない。

・ カルティエ/サントス ドゥ カルティエ
・ ヴァシュロン・コンスタンタン/オーヴァーシーズ・デュアルタイム
・ タグ・ホイヤー/タグ・ホイヤー フォーミュラ 1 レディ
・ ジャガー・ルクルト/ジャガー・ルクルト ポラリス・クロノグラフ
・ ウブロ/ビッグ・バン レフェリー 2018 FIFA ワールドカップ ロシア™


名畑政治(59歳) 時計ライター

「このシステムは諸刃の剣である」
専用金具でストラップを固定するタイプは、使えるのが純正に限定され自由度が損なわれる。また、腕時計の寿命が尽きるまで純正ストラップを供給するかも不明。故に自分は特殊システムのインターチェンジャブルストラップ装備モデルを基本、選ばない。例によってすべて同列、順位なし。

・ ルイ・ヴィトン/タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ジュネーブシール
・ アップル/Apple Watch 全般