エドックス 今、“黒” が支持される理由をひもとく

エドックスのハイスペックウォッチ「クロノオフショア1」と、ダイバーズウォッチ「ネプチュニアン」。このふたつのコレクションから、黒をまとった注目の新作を1本ずつピックアップする。大胆不敵なオールブラックか、あらゆるシーンにマッチする正統派ダイバーズウォッチか？　今、“黒” が支持される理由をひもとく。

日本限定のオールブラックも登場

　そのタフネスと精悍なデザインで、身に着けるだけでアクティブなイメージを与えてくれるスポーツウォッチ。中でもこの時季はブラックカラーのモデルがおすすめである。薄着のコーディネートに程よくアクセントを加えてくれるというのがその理由。昨今はインデックスまで黒というモデルも登場し、シーンは一段と盛り上がってきている。ただスポーツウォッチは日常使いのギアであるから、実用性はもちろん無視できない。そこで、優れた機能性を持つスポーツウォッチを多数そろえるエドックスの、「クロノオフショア1」と「ネプチュニアン」というふたつのコレクションに注目。この中から、ブラックカラーの持つスタイリッシュな雰囲気と使い勝手の良さを兼備した、理想の〝黒〞を紹介する。

　まずはブランド創立140周年を記念して発売される「クロノオフショア1 クロノグラフ ジャパン リミテッド エディション」から。数ある〝オールブラックスポーツウォッチ〞の中でもその完成度の高さは群を抜く。ブラックPVDのチタンケースに、ブラックセラミックスのベゼルという組み合わせ。文字盤まで黒に染め上げている。太陽光が届かない1000mの深海をイメージしたとの触れ込み通り、大胆かつミステリアスな仕上がりとなった。時分針やスモールダイアルの表示はグレーで統一。インデックスはマットシルバーとし、漆黒のイメージと視認性の良さを高レベルで両立している。

　またパワーボートレースをはじめとしてさまざまなエクストリームスポーツをサポートしてきたエドックスにとって、チャンピオンナンバーである「1」は特別な意味を持つ。インデックスの「1」にはシックにきらめくブラックダイヤモンドをセット。限定モデルの特別感を漂わせ、装いに高級感を添えてくれるディテールとなっている。圧倒的にスタイリッシュな見た目と、1000m防水という高い防水性能を併せ持つ本作。〝オールブラックスポーツウォッチ〞の中でも、突出した存在感を放つ1本と言えよう。

　多彩なスポーツウォッチを擁するエドックスには、あらゆるファッションやオケージョンにすんなりとなじむ、より扱いやすい〝黒〞もラインナップしている。そのひとつが近年さらに成熟度を高め、ダイバーズウォッチ好きから熱い視線を注がれている「ネプチュニアン」だ。ダイバーズウォッチのトラッドとも言える機能重視のデザインを緻密に進化させており、スーツの装いからTシャツスタイルまでカバーする、汎用性の高さがポイントである。

　その新作「ネプチュニアン グランデリザーブ デイト オートマティック」は、ラ・ジュー・ペレ社のムーブメントをベースに開発したEDOX808を搭載。高精度かつ約68時間のパワーリザーブという実用的な仕様だ。また、ダイバーズウォッチとしては薄型ながら、頑強なケース構造と分厚いサファイアクリスタル風防により、300mの優れた防水性能を発揮する。洒落たカラーダイアルもラインナップするが、まず選ぶべきはオーソドックスなブラック。アクティブなオフのスタイルにはもちろん、ビジネスシーンにも品良くマッチするはずだ。

　神秘的なオールブラックの「クロノオフショア1 クロノグラフ ジャパン リミテッド エディション」か、シーンを問わず使える「ネプチュニアン グランデリザーブ デイト オートマティック」か。いずれの〝黒〞も、我々のライフスタイルを豊かに彩る相棒となることは間違いないだろう。