ステンレススティールに続く定番素材となったのがチタンだ。かつては一部のスポーツウォッチに限られたチタンは、今や高級時計にも広く見られるようになった。主な素材はチタン合金のグレード5と、純チタンといわれるグレード2。そして、これらの素材の改良版である特殊系チタンだ。それぞれ、まったく違った個性を持つ3つのチタン。その特性を知ることで、各メーカーの素材に対する考え方が見えてくる。
この夏はチタンウォッチで軽快に!
軽くて耐食性に優れ、しかも金属アレルギーを引き起こしにくいチタンは、腕時計にはうってつけの素材だ。かつては国内時計メーカーのお家芸だったこの素材も、今やスイスの時計メーカーが広く用いるようになった。
理由はふたつある。まずは加工技術の進化。粘りがあるため削りにくく、しかも削りかすが燃えやすいチタンは、長らく、ケースメーカーにとってはかなり扱いづらい素材だった。しかし工作機械が進化を続け、加工のノウハウが蓄積されることで、チタンの加工はずっと容易になったのである。
もうひとつの理由が素材だ。かつてチタンといえば、グレード2といわれる純チタンしか存在しなかった。しかし、硬くて加工しやすいグレード5チタンの出現で、チタンを採用するハードルは低くなったのである。
この新しいチタン合金には、他にもメリットがあった。純チタンでは不可能とされたポリッシュ仕上げを施せるため、軽くて錆びにくいスポーツウォッチに、高級時計らしい見た目を与えることができたのである。その好例が、ショパールの「アルパイン イーグル ケイデンス 8HF」、ウブロの「クラシック・フュージョンクロノグラフ オーリンスキー フルチタニウム」、そしてオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」だろう。いずれも、丁寧に磨き上げたチタン製の外装が、かつてでは得られなかった高級感を与えている。
また、グレード5チタンは純チタンに比べて硬いため、同じ機能であっても、ケースをより薄く作れるようになった。例えば、500m防水を持つハイスペックダイバーズウォッチ、ジンの「T50」。このモデルは、ケース素材に硬いグレード5チタンを使うことで、ケースの厚みはわずか12.3mmしかない。仮に純チタンであったなら、この薄さは実現不可能だっただろう。
グレード5チタンの普及に伴い、一時は忘れられたグレード2チタンこと、純チタン。確かにこの素材は粘りがあるため加工が難しく、柔らかいため複雑な加工にも向かなかった。例えば、ブレスレットのネジ留め加工。硬いグレード5チタンならば可能だが、純チタンではネジとブレスレットが固着して、外せなくなってしまう場合があった。また、リュウズを固定するリュウズチューブに純チタンを使うと、チューブが摩耗して、リュウズをねじ込めなくなるという問題もあった。1990年代から2000年代初頭にかけて起こったチタン時計のブームが、収束してしまった理由である。
しかし、錆びにくく、マットな仕上げが映えるというグレード2チタンの物性は、スポーツウォッチを作るメーカーにはうってつけだった。その優れたサンプルが、チューダーの「ペラゴス39」である。高い防水性を持つケースをマットに仕上げることで、際立った道具感を得た。しかも、ブレスレットも柔らかいグレード2チタンでは不可能とされたネジ留め式だ。
近年は、こういったチタンとは異なる合金も見られるようになった。合金の組成を変えた、いわゆる特殊系チタンだ。このジャンルで最も知られるのは、グランドセイコーのブライトチタンとブリリアントハードチタンだろう。いずれも、軽くて錆びにくいチタンの特性はそのままに、プラチナのように明るく光る素材だ。
紆余曲折を経て、再びメインストリームに躍り出たチタン素材の腕時計。今後も、ますます当たり前の存在となっていくに違いない。
CATEGORY1 グレード5チタン
通常の2~3倍となる5万7600振動/時の超ハイビートモデル。ハイビート機は時計への外乱が精度に与える影響を抑えられ、オレンジの差し色も相まってアクティブなライフスタイルにマッチする。ケイデンスとは周期や歩調を意味するほか、自転車競技ではペダル回転数を示し、本作のスポーティーさにピッタリのネーミングだ。自動巻き(Cal.Chopard 01.12-C)。28石。5万7600振動/時。パワーリザーブ約60時間。Tiケース(直径41mm、厚さ9.75mm)。100m防水。287万1000円(税込み)。(問)ショパール ジャパン プレス Tel.03-5524-8922
時計関係者に、再びチタン素材の可能性を感じさせたのが、チタン合金の一種である、通称グレード5チタン(Ti6Al4V)だ。これは純チタンに6%のアルミニウム、 4%のバナジウム、そして最大で0.25%の鉄、0.2%の酸素などを加えたもの(厳密な組成はメーカーによって若干異なる)。純チタンに比べて耐食性や耐アレルギー性などはわずかに落ちるが、硬いため加工しやすく、鏡面仕上げを加えることも可能だ。
この素材を大々的に採用し、成功を収めたのがリシャール・ミルである。軽くて質感の高いケースは、グレード5チタンにして、初めて実現できたもの。鏡面仕上げのチタンケースは、基本的にグレード5チタンと考えていいだろう。
アーティスト、リチャード・オーリンスキーとのコラボレーション最新作。従来と同様、ファセットの外装を備え、ブレスレットの中ゴマにも特徴的なファセットが与えられる。マイクロブラスト仕上げのマットなケースを採用。自動巻き(Cal.HUB1153)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Tiケース(直径41mm、厚さ12mm)。10気圧防水。世界限定250本。233万2000円(税込み)。(問)LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ Tel.03-5635-7055
マッシブなロイヤル オーク オフショアの中で、42mmのオリジナルより大きい43mmの本作は、ケースシェイプとリンクした形状のプッシュボタンを備える点や、インダイアルや針の色使いに、スポーツテイストを感じさせる。チタンの採用により重量を抑え、着用感も向上した。自動巻き(Cal.4401)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。Tiケース(直径43mm、厚さ14.4mm)。100m防水。511万5000円(税込み)。(問)オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000
ヴァンガードは、フランク ミュラーのアイコンである立体的なトノウケースに、1920~30年代のアールデコ様式におけるストリームラインモダンを取り入れたコレクション。大型であっても、ケースバック側と風防側も手首に沿わせているため、総じて着用感が良い。自動巻き(Cal.FM0800)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Ti×18KPGケース(縦53.7×横44mm)。日常生活防水。181万5000円(税込み)。(問)フランク ミュラー ウォッチランド東京 Tel.03-3549-1949
洗練された都会をテーマとする、メトロポリタンのスケルトンモデル。搭載ムーブメントは秒規制バネの代わりにわずかな磁力の反発でスモールセコンドを制御するため、従来よりも駆動抵抗を減らして作動を安定化させる。チタン製外装との組み合わせで軽快さも生み出している。自動巻き(Cal.CVS410)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Tiケース(縦51×横42mm)。50m防水。313万5000円(税込み)。(問)フランク ミュラー ウォッチランド東京 Tel.03-3549-1949
高い人気を誇るアイコンのチタンモデル。SSよりもわずかに暗いチタンの色調に、ガンメタルカラーのダイアルを組み合わせ、シックかつ力強い印象を生み出している。加工の難しさから高コストになりがちだが、55万円を切るプライスタグは魅力。自動巻き(Cal.ML112)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。Tiケース(直径44mm、厚さ15mm)。200m防水。54万3400円(税込み)。(問)DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン cg.csc1@dksh.com
従来のU50をベースに5000m防水のUX(EZM2B)などのダイアルデザインを落とし込んでいる。500mの防水性能を備え、脱落防止の特殊結合方式を採用した「押して回す」回転ベゼルの他、負圧耐性やArドライテクノロジー搭載などスペックに現れない総合力の高さが魅力。自動巻き(Cal.SW300-1)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Tiケース(直径41.0mm、厚さ12.3mm)。500m防水。74万8000円(税込み)。(問)ホッタ Tel.03-5148-2174
シリコン製のパーツとカルーセル機構を採用した先駆者である、フリークのエントリーモデル。テンプをダイアル側に配置する必然性と、それを鑑賞できる楽しさを合理的に両立させた点に独自性がある。オリジナルと異なりリュウズを備えており、操作性の心配もない。自動巻き(Cal. UN-230)。21石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。Tiケース(直径43mm、厚さ13.2mm)。50m防水。356万4000円(税込み)。(問)ソーウインド ジャパン Tel.03-5211-1791
ディスクの回転による時刻表示が特徴のレッセンスの中で、最もシンプルなのが本作。腕に沿いつつ剛性を確保したケースは着用感に優れ、ドーム状のダイアルにより斜めからの視認性も高い。自動巻き(Cal.2892-2 / Ressence Orbital ConvexSystem)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約36時間。Tiケース(直径42.9mm、厚さ11mm)。10m防水。192万5000円(税込み)。(問)DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン cg.csc1@dksh.com
かつてオートマタ付き懐中時計を得意としたシャルル・ジラルディエの名を冠し、GPHG2020にて部門賞を受賞した本格派。8時位置に配された8の字はふたつに分割され、分解と再構築を繰り返すのが特徴。ダイアルはグラン・フー・エナメル製だ。自動巻き(Cal.CG8080)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約44時間。Tiケース(直径41mm、厚さ12.8mm)。3気圧防水。640万2000円(税込み)。(問)DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン cg.csc1@dksh.com
CATEGORY2 グレード2チタン
ペラゴスをベースとした汎用スポーツウォッチ。防水性を200mに抑えサイズダウンを果たしただけでなく、発光性セラミック混合物を用いたインデックスや、サイズ調節可能な“T-fit”がバックルに採用され、実用性も向上。グレード2チタン特有の質感がツールウォッチらしさを引き立てる。自動巻き(Cal.MT5400)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。Tiケース(直径39mm)。200m防水。59万1800円(税込み)。(問)日本ロレックス/チューダー Tel.0120-929-570
組成のほぼ100%がチタンで構成される素材。純チタンと呼ばれるが、酸素やニッケル、鉄などの不純物をわずかに含んでいる。柔らかいため加工がしにくく、傷が付きやすいといったデメリットはあるが、耐食性や耐アレルギー性に優れるほか、サテン仕上げを施すと、独特の質感を得られる。一度消えたこの素材が再びリバイバルできたのは、機械加工の技術が進歩し、そのノウハウが蓄積されたため。また素材自体も、以前の純チタンに比べて加工しやすくなったと言われている。
この素材を大々的に採用するのが、チューダー、オメガ、そしてタグ・ホイヤーの3社。いずれも、サテン仕上げを強く施すことで、スポーツウォッチらしい見た目を強調していることが特徴だ。
サテン仕上げのセラミックス製ベゼルとラバーストラップ、チタン製ケースの組み合わせがスポーティーな2023年の新作。中央の世界地図は、グレード5チタンのプレートにレーザー加工を施すことで描かれたものだ。都市名も同様に、レーザーによってシャープに彫り込まれている。自動巻き(Cal.8938)。38石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約60時間。Tiケース(直径43mm、厚さ14.12mm)。15気圧防水。178万2000円(税込み)。(問)オメガお客様センター Tel.03-5952-4400
タグ・ホイヤーを代表するダイバーズウォッチ「アクアレーサー」に、光発電クォーツムーブメントを搭載したモデル。ケースとブレスレットにグレード2チタンを採用することで軽量化を図りつつ、アクアレーサー持ち前のタフさを強調している。満充電時には約6カ月間連続稼働し、充電が切れても10秒程の照光で再稼働が可能。光発電クォーツ。Tiケース(直径40mm)。200m防水。38万5000円(税込み)。(問)LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー Tel.03-5635-7054
特徴的なケースが、1980年代にNATO空軍向けに開発された、同社製クロノグラフを想起させる。エッジが落とされたデザインは、重装備状態のパイロットでも取り回しやすいよう配慮された結果だ。軽量かつ耐食性に優れるチタン製の外装が、ミリタリーにふさわしい実用性を与える。自動巻き(Cal.Tutima330)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。Tiケース(直径43mm)。30気圧防水。28万6000円(税込み)。(問)トラストゲインジャパン Tel.03-6810-9305
3つのタイムゾーンを同時に表示するGMTウォッチ。GMT針は、8時と10時位置のボタンにより、1時間単位で調整可能。グレード2チタン製としては珍しくサテン仕上げを施す。ブラックMOPダイアルが、スポーティーなデザインに上品さを添える。自動巻き(Cal.RR1204-C)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。Tiケース(直径40mm、厚さ14mm)。300m防水。日本限定100本。38万5000円(税込み)。(問)ボール ウォッチ・ジャパン Tel.03-3221-7807
パワーボートレースの世界観を体現したクロノオフショア1の新作。ヘリウムエスケープバルブを備えた本格機として飽和潜水にも対応。チタン製ケースとブレスレットは、迫力あるデザインと軽快な着け心地を両立させ、海水による腐食にも強い。また先端がオレンジの分針は、潜水時の経過時間を確認しやすい。クォーツ。Tiケース(直径45mm、厚さ15.5mm)。1000m防水。33万5500円(税込み)。(問)ジーエムインターナショナル Tel.03-5828-9080
ブラックPVDを施すチタン製ケースに、コンクリートをイメージした3Dダイアルを組み合わせるミリタリーウォッチ。軽量かつ艶のない外装が過度な主張を抑え、優れた視認性が確かな仕事をこなす。ハミルトンの歴史の一端が垣間見える1本。自動巻き(Cal.H-10)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。Ti+ブラックPVDケース(直径38mm、厚さ11.45mm)。10気圧防水。15万4000円(税込み)。(問)ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371
1960年代にティソが発表したモデルから着想を得たクラシックウォッチ「ジェントルマン」。一般的に、グレード2チタンは、仕上げを施すことが難しいとされている。しかしながら本作では、ベゼルやブレスレット中央にはポリッシュ、ミドルケースやブレスレット外側にはサテン仕上げを与えており、ステンレススティールに遜色ない高級感を獲得している。クォーツ。Tiケース(直径40mm、厚さ8.5mm)。10気圧防水。7万4800円(税込み)。(問)ティソ Tel.03-6254-5321
甲冑や兜を想起させるデザインから、“SHOGUN(ショーグン)”の愛称で親しまれているモデル。その重厚感ある佇まいとは裏腹に、チタンケースによって装着感は軽快だ。耐食性や耐アレルギー性にも優れており、ダイバーズウォッチでありながら日常的にも使いやすい。自動巻き(Cal.6R35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。Tiケース(直径43.5mm、厚さ13.3mm)。200m防水。19万8000円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室 Tel.0120-061-012
CATEGORY3 特殊系チタン
グレード5やグレード2では分類しきれないのが、いわゆる特殊系チタンだ。このジャンルで最も先進的なのが、グランドセイコーのブリリアントハードチタンだ。これは純チタンと同程度に軽いにもかかわらず、表面の硬さがステンレススティールの約2倍もある素材。ザラツ研磨を施すと、プラチナのような光り方を見せる。
一方、グレード5の新しい方向性を示すのが、ロレックスのRLXチタンと、チタンカーバイド処理を施したカシオのチタン合金だ。とりわけ後者は、素材の表面を膜で覆うことで、既存のチタン素材では実現できなかった表情を持つ。またブランパンが採用した23チタンは、グレード5の耐食性をさらに高めたチタン合金である。珍しい素材をあえて選んだのは、ダイバーズウォッチに向くためだ。
ロレックスが採用するRLXチタンは、軽量かつ硬度の高いグレード5チタンの1種。本作は、これまでチタンの採用に慎重な姿勢を見せてきた同社が発表した、2作目となるオールチタン製のモデルだ。その重量は約100gと、ステンレススティールケースの同様のモデルに比べて約3分の1まで軽量化されている。自動巻き(Cal.3235)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。RLXチタンケース(直径42mm、厚さ11.6mm)。100m防水。167万900円(税込み)。(問)日本ロレックス Tel.0120-929-570
ブランド初の機械式クロノグラフ。毎秒10振動のキャリバー9SA5をベースに、クロノグラフ機構を搭載することで堅牢性と整備性を追求した。明るい色調のブライトチタンにはザラツ研磨が施され、エボリューション9スタイルに輝きを与える。自動巻き(Cal.9SC5)。60石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約72時間。ブライトチタンケース(直径43.2mm、厚さ15.3mm)。10気圧防水。181万5000円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室(グランドセイコー)Tel.0120-302-617
ブリリアントハードチタンは、ステンレススティールの約2倍の表面硬度と白く輝く美観を兼ね備えた、同社独自のチタン合金だ。本作では、初代グランドセイコーの持つ堂々とした佇まいを、現代的な素材と手巻きの機械で楽しめる。手巻き(Cal.9S64)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。ブリリアントハードチタンケース(直径38mm、厚さ10.9mm)。日常生活防水。108万9000円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室(グランドセイコー)Tel.0120-302-617
トップベゼルには、審美性に優れるコバルトクロム合金「COBARION®」を、ケースや裏蓋、プッシュボタンには、高い硬度と耐傷性を特徴とする64チタンを採用。ブレスレットのコマは、純チタンの約3倍の硬度と優れた加工性を両立させたチタン合金「DAT55G」製。G-SHOCKの最上級ライン、MR-Gにふさわしいモデルだ。光発電クォーツ。Tiケース(縦49.4×横43.2mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。41万8000円(税込み)。(問)カシオ計算機お客様相談室 Tel.0120-088-925
グレード5に比べ、耐食性と耐アレルギー性に優れるグレード23チタンを採用。同素材のウィークポイントは、グレード5よりも若干強度に劣る点にあったが、同社は熱間鍛造によって、これを克服した。ダイアルやセラミックス製インサートベゼルにサテン仕上げを与えた点も特徴だ。自動巻き(Cal.1315)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。Tiケース(直径43mm、厚さ13.45mm)。30気圧防水。205万7000円(税込み)。(問)ブランパン ブティック銀座 Tel.03-6254-7233