2020年 カルティエの新作時計

2020.04.25

マイヨン ドゥ カルティエ

カルティエ マイヨン ドゥ カルティエ

Maud Remy-Lonvis © Cartier
カルティエ「マイヨン ドゥ カルティエ」
クォーツ。18KYG(縦17×横16mm、厚さ6.8mm)。今夏発売予定。予価266万4000円(税別)。

「カルティエ タイムピース スタジオ」がデザインをしたジュエリーウォッチ。チェーンブレスレットのリンク軸をずらし、斜めになったリンクを一直線に並べた特徴を持つ。ブレスリンクがツイストを描き、うねるような表情を見せるブレスレットがケースとの一体感を表現し、そこにダイアルが溶け込む。レクタングルの角を落としたヘキサゴナルダイアルにはローマンインデックスが配され、傾斜を持たせたベゼルが縁取る。モデルラインナップは18Kイエローゴールドモデル、18Kピンクゴールドケースのベゼルにダイヤモンドを配したモデル、18Kホワイトゴールドケースのベゼルにダイヤモンドを配したモデル、18Kピンクゴールドにブレス及びベゼルにダイヤモンドを配したモデル、18Kホワイトゴールドにブレス、ベゼル、ダイアルに至るまでダイヤモンドを配したモデルが用意される。

Cédric Vaucher © Cartier

Cédric Vaucher © Cartier

Maud Remy-Lonvis © Cartier

Maud Remy-Lonvis © Cartier

Maud Remy-Lonvis © Cartier




ロンド ルイ カルティエ

カルティエ ロンド ルイ カルティエ フィリグラン デマイユ

Laziz Hamani © Cartier
カルティエ「ロンド ルイ カルティエ」パンテール フィリグラン デマイユ
手巻き(Cal.430 MC)。18石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約38時間。18KWG(直径36mm、厚さ 9.13mm)。世界限定30本。2020年4月発売予定。予価1164万円(税別)

 ラ・ショー・ド・フォンの職人による、素朴さと洗練をテーマにした「メティエダール」コレクションの新作。「ロンド ルイ カルティエ」パンテール フィリグラン デマイユは、エナメルにフィリグラン(線条細工)の技術を採用したモデルだ。エナメル粉末を温めて成形し、イエローゴールドの糸で文字盤に固定することで竹を表現している。さらにダイアル上に配されたこれら竹に遠近感を与えるため、一部の竹にはシャンルベを用いることで奥行きを与えている。パンテールの目と黒の斑点もシャンルベエナメルによって表現し、背景の夜空は細密画を用いている。手巻き式のCal.430 MCを搭載した同作は30本の限定販売だ。

カルティエ ロンド ルイ カルティエ フィリグラン デマイユ

Laziz Hamani © Cartier




ロンド ルイ カルティエ

カルティエ ロンド ルイ カルティエ」マルケトリ ドゥ パイユ エ ドール

Laziz Hamani © Cartier
カルティエ「ロンド ルイ カルティエ」マルケトリ ドゥ パイユ エ ドール」
手巻き(Cal. 430 MC)。18石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約38時間。18KWG(直径42mm、厚さ8.03mm)。世界限定30本。2020年4月発売予定。予価762万円(税別)。

 ラ・ショー・ド・フォンの職人による、素朴さと洗練をテーマにした「メティエダール」コレクションの新作。「ロンド ルイ カルティエ」マルケトリ ドゥ パイユ エ ドールは、パイユ(藁)やゴールドのマルケトリ技術を採用した力作。細工された素材の色彩に貴金属を組み合わせてボリューム感を出すことで、パンテールに浅浮彫りを思わせる仕上がりを与えている。75本のパイユを11色に彩色し装飾部を構成し、パンテール頭部はホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの65以上のパーツで構成してサテン仕上げが施される。また、毛並と瞳の斑点にエナメル加工を取り入れて多彩なニュアンスを実現し、瞳部には4色を用いて生命感を表現している。

カルティエ ロンド ルイ カルティエ マルケトリ ドゥ パイユ エ ドール

Julien Claessens et Thomas Deschamps © Cartier
カルティエ ロンド ルイ カルティエ マルケトリ ドゥ パイユ エ ドール

Julien Claessens et Thomas Deschamps © Cartier

カルティエ ロンド ルイ カルティエ マルケトリ ドゥ パイユ エ ドール

Julien Claessens et Thomas Deschamps © Cartier


カルティエ「サントス」100年のメタモルフォーゼ
サントスはなぜこれほどまでに時計愛好家たちを魅了し続けることができるのだろうか?その秘密を解き明かす。

https://www.webchronos.net/features/43444/