エコ・ドライブ ワン スーパーチタニウム™️ デュラテクトDLC 限定モデル
光発電エコ・ドライブ(Cal.8826)。パワーリザーブ約12カ月。スーパーチタニウム™️+デュラテクトDLC(直径36.5mm、厚さ3.5mm)。日常生活防水。世界限定200本。53万円(税別)。
シチズンは、薄さ1.00㎜の光発電エコ・ドライブムーブメントを搭載する「エコ・ドライブ ワン」に限定モデルを追加した。機能や装飾を削ぎ落としたダイアルデザインと、3.5㎜の超薄型ケースを持つエコ・ドライブ ワン。本作ではスーパーチタニウム™️に、中間素材の改良によって密着性を向上させたデュラテクトDLCを施した。これにより、ビッカース硬度1000~1400Hvの耐傷性と、外観品質に優れるブラックカラーを実現している。また、デュラテクトDLCは触り心地も滑らかで、着用感の向上にも寄与している。サファイアガラス製のダイアルにはブランドロゴと細いインデックスを配し、幾何学パターンを施して光の反射による表情を与えた。時分針とダイアル縁にはピンクゴールドカラーを合わせ、コントラストが印象的なモデルに仕立てている。サファイアガラスの風防両面にシリコン化合物を多層コーティングすることで光の反射を抑えつつ、透過率99%を実現した「99%クラリティ・コーティング」を施し、防汚・撥水効果と耐久性が高められている。
カンパノラ エコ・ドライブ「塵地螺鈿」限定モデル
光発電エコ・ドライブ(Cal.8730)。パワーリザーブ約6カ月。SS+デュラテクトDLC(直径43.5mm、厚さ14.8mm)。日常生活防水。世界限定300本。34万円(税別)。
シチズンは、時を愉しむためのウォッチブランド「カンパノラ」の、光発電エコ・ドライブを搭載したコレクションに、漆塗りに貝の真珠層を散りばめた伝統技法「塵地螺鈿(ちりじらでん)」を施したサブダイアルを備える限定モデルを追加した。このサブダイアルにムーンフェイズ表示を配してゴールドカラーで縁取ることで、カンパノラのデザインコンセプトである「宙空の美」から着想を得た、宇宙船の窓から眺めた漆黒の中に輝く星空と月の満ち欠けを表現している。また、12時位置の日付表示のサブダイアルには、古代アステカ風の文様で太陽を描き、月と対比させて太陽系をイメージさせるデザインとしている。文字盤の見返し部にリング状のソーラーセルを配置したことで、ダイアルに多彩な装飾を施しつつ、光発電による駆動を可能としている。またケースには、デュラテクトDLCによる、耐傷性高く艶のあるブラックとし、同じくブラックのワニ革ストラップが合わせられる。
チタニウム技術50周年モデル サテライト ウェーブ GPS F950
光発電エコドライブ電波時計(Cal.F950)。パワーリザーブ約5年(パワーセーブ作動時)。スーパーチタニウム™️+デュラテクトDLC・デュラテクトサクラピンク(直径47.5mm、厚さ14.7mm)。2020年冬発売予定。世界限定550本。50万円(税別)。
1970年に、シチズンがチタニウムを使用した世界初の腕時計「X-8 クロノメーター」を発売してから50周年を記念して、同社が持つチタニウム加工技術を結集した「サテライト ウェーブ GPS F950」を発表した。1960年代にアポロ宇宙船に使用され注目を集めたチタニウムに、いち早く着目したシチズン。軽く、錆びにくく、金属アレルギーを起こしにくいという特性が、新世代の腕時計に相応しいと考えた同社であったが、それと同時にステンレスと比べて傷付きやすい、粘性が高いため加工が難しいというふたつの問題を解決しなければならなかった。その回答として、ステンレスの約5倍の表面硬度を持ち、美しく平滑な鏡面仕上げを可能としたシチズンの独自素材、スーパーチタニウム™️を2000年に腕時計に採用することに成功している。本モデルは、2014年発売の「サテライト ウェーブ F100」と2015年発売の「サテライト ウェーブ GPS F900」のデザインコンセプト"宇宙"を継承。ここに、エッジの効いた直線的なラインによってケースとブレスレットに立体的な面を構成し、陰影を生み出す造形を持たせた。ブラックのダイアルは6つのパーツを重ねた多層構造で、果て無く続く宇宙空間の奥行きをイメージさせる。またケースはデュラテクトDLCと、デュラテクトサクラピンクをそれぞれに施したパーツを組み合わせて製作されており、堅牢さを印象付けるブラックとエレガントなサクラピンクのコントラストの高いデザインを備える。