UR-T8
超大型の変形ケースは、ブランド初となる反転構造を備える。ケースサイドのプッシャーを押すと垂直に持ち上がり、そこから180度回転させることができる仕組みだ。フロント、バックとも緻密なギョーシェ仕上げが施されている。時刻表示は、3つのサテライトに4つのインデックスが刻まれるワンダリングアワーによって行われる。自動巻き。2万8800振動/ 時。約39時間のパワーリザーブ。Ti(縦48.35×横60.23㎜)。3気圧防水。予価1250万円。世界限定30本。


ウルベルク
エキセントリックなデザインと、ワンダリングアワーと呼ばれる特殊な刻時機能をもってスイスの高級時計市場に独自の地歩を築き上げたウルベルク。早いもので、時計師のフェリックス・バウムガルトナーとデザイナーのマーティン・フライが同社を設立してから、今年で20年を迎えた。しかし、寡作であるという特徴は変わらず、今年も新作は「UR-T8」と「UR-106 フラワーパワー」の2本のみ。前者は同社初となる反転式のケースを採用。後者は文字盤中央に蓮の花をかたどったフェミニンなモデルだ。高級商材におけるニッチセグメントの旗手としてさらなるブレイクが期待される。

UR-106 フラワー パワー
ウルベルクお気に入りの蓮の花をモチーフにしたレディスモデルの第二弾。ケース、中央のフラワーモチーフ、カルーセルに合計275個、約3.26カラットのダイヤモンドをセッティング。裏蓋にも文字盤同様、蓮の花をイメージした装飾が施されている。自動巻き。2万8800振動/ 時。約48時間のパワーリザーブ。SS(縦49.4×横35㎜)。3気圧防水。予価1225万円。世界限定11本。


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