オリエントスター スリムスケルトン RK-HJ0001S
従来のオリエントスターよりもベゼルが細く絞られたため、文字盤が大きく見える。これはムーブメントを文字盤側から組み込むために大きく取った開口部を活かした設計。長く湾曲したラグ、テーパーされたケースサイドから裏蓋と相まって、視覚的にもスリムに見せる効果を持つ。自動巻き(Cal.F7F62)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SS(直径41.0mm)。5気圧防水。15万円。
従来のオリエントスターよりもベゼルが細く絞られたため、文字盤が大きく見える。これはムーブメントを文字盤側から組み込むために大きく取った開口部を活かした設計。長く湾曲したラグ、テーパーされたケースサイドから裏蓋と相まって、視覚的にもスリムに見せる効果を持つ。自動巻き(Cal.F7F62)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SS(直径41.0mm)。5気圧防水。15万円。
46系F7-50ムーブメント
46系ムーブメントの最進化形46系F7-50を搭載。既存のムーブメントに比べてパワーリザーブを約10時間延長。精度もメカニカルムーンフェイズと同じ日差+15秒~-5秒を採用。仕上げにも抜かりがなく、ローターにはストライプ、受けにはペルラージュと異なる装飾が施され、面取り部はダイヤモンドカットで仕上げられる。3本のネジは青焼きによるブルースティール。
奥山栄一:写真
Photographs by Eiichi Okuyama
鈴木幸也(本誌):文
Text by Yukiya Suzuki (Chronos-Japan)
Photographs by Eiichi Okuyama
鈴木幸也(本誌):文
Text by Yukiya Suzuki (Chronos-Japan)
ワイドな文字盤とスリムなケースに載せた最新ムーブメント46系F7-50の醍醐味
1951年に誕生した「オリエントスター」。以来、現在に至るまで絶えることなく機械式時計を生産し続ける稀有な国産時計ブランドである。セイコーエプソンと統合し、新生「オリエントスター」として新しいページを開いたのは2017年6月。生産体制は拡充され、より高級路線へと舵を切った。2018年の最新作は、ブランドのノウハウが詰まった着けるよろこびと醍醐味に満ちた仕上がりだ。