新たなカラーと新たなムーブメント
GMTマスター Ⅱは2018年以降の2年で刷新されてきた。とはいっても2005年に採用されたセラミックベゼルは引き継がれていて、新たなカラーと新型ブレスレットの導入以外、デザイン上では大きな変更点はない。2019年は青と黒のバイカラーのセラクロムベゼルを備えた黒文字盤のステンレススティールモデルが発表された。ジュビリーブレスレット仕様で、ムーブメントにパワーリザーブ約70時間の最新型Cal.3285を搭載している点にも注目したい。
イェンス・コッホ:文 Text by Jens Koch
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2018年発表のSSケースに18Kエバーローズゴールドを組み合わせたロレゾールモデル。自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。直径40mm。100m防水。
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2019年に発表されたSSケース+青黒セラクロムベゼルモデル。通称“バットマン”。自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径40mm)。100m防水。
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2018年発表のSSケースモデル。この年発表のモデルより自社製自動巻きムーブメントCal.3285を搭載。自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径40mm)。100m防水。
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2019年に発表された18KWGモデル。ダイアルにはメテオライトを使用。自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。18KWG(直径40mm)。100m防水。
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2018年発表の18KWGモデル。赤青ベゼルにブルーダイアルを組み合わせる。自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。18KWG(直径40mm)。100m防水。
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2018年発表の18Kエバーローズゴールドモデル。セラミックス製ベゼルリングはブラウンとブラックの2色。自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。直径40mm。100m防水。