時計の種類を知ろう。主な駆動方式ごとの仕組みや特徴を分かりやすく解説

腕時計選びのポイント

時計を選ぶうえでは、いくつかのポイントがある。ここまで説明してきたような駆動式はもちろんのこと、形や色、ケースやブレスレットの素材が違えば色も異なるし、ブランドの好みも分かれるだろう。

どの要素を重視するか、その違いによって選ぶ時計は当然変わってくる。最後に時計選びのポイントについてまとめてみよう。

時計のタイプ

一口に腕時計といっても、そのタイプはいろいろだ。まず「3針ウォッチ」とは、ダイアルに時針・分針・秒3つの針だけを配したシンプルなデザインの時計である。さらに機能や装飾が付加され、多彩なバリエーションが生まれている。

「ジュエリーウォッチ」は、金やプラチナなどの貴金属を用い、またダイヤといった宝石をちりばめた、装飾品としての腕時計だ。

「ダイバーズウォッチ」はその名のとおり、ダイバーのために作られたモデルで、深い水の中でも耐え得る優れた防水性能を備えているのが特徴となる。

他にも、軍隊にも採用されるほど高い耐久性をもつ「ミリタリーウォッチ」や、航空機の操縦士用に開発された、高い視認性や専門の機能を備えた「パイロットウォッチ」などもあり、種類は実に多様だ。

駆動方式

代表的な駆動方式についてはすでに詳述してきたとおりだが、どの駆動方式にするかという観点で時計を選ぶという方法もある。

正確さを求めるならクォーツ式、多機能で趣をたたえた時計なら機械式と、目的や好みによって選んでほしい。

ブランド

世界を見渡せば、素晴らしい時計を生み出しているブランドが数多くある。それも、長い歴史を持つブランドから新鋭ブランドまで多種多様だ。

各社ともそれぞれが個性を持ち、完成度の高いモデルを発表している。ひとつひとつのブランドの魅力を探ってみるのも楽しいものだ。

種類を知って時計を選ぼう

色や形などの見た目はもちろん、腕時計にはここで紹介した駆動方式をはじめ、機能やデザイン、ブランドといったさまざまな要素が加わることで魅力的なプロダクトになっている。これらを理解したうえで、満足のいく1本を選んでほしい。