おすすめモデル
数あるカルティエのラインナップから、人気のおすすめモデルをピックアップして紹介する。カルティエをスタイリッシュに装着したい男性におすすめだ。
タンク ソロ
Vincent Wulveryck © Cartier
「タンク」のデザインを踏襲しながらモダナイズ。表面・側面をフラットに仕上げたことで、スポーティな印象が加味された。「タンク ソロ」の中でも最もベーシックなSSケース×レザーストラップのタイプは30万円台と、こなれた価格なのもうれしい。
カルティエ「タンク ソロ」自動巻き(Cal.049MC)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SS(縦40.85×横31mm、厚さ7.65mm)。日常生活防水。36万円(税別)。
カルティエ「タンク ソロ」自動巻き(Cal.049MC)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SS(縦40.85×横31mm、厚さ7.65mm)。日常生活防水。36万円(税別)。
アールデコ調の幾何学的なデザインが特徴の「タンク」。ケースからラグまでを一体化させた直線的なケース、さらにベゼルを省いたことが画期的であった。
多様な派生モデルがあるのも特徴で、「タンク ルイ カルティエ」は丸みを帯びたクラシカルな佇まい。一方、「タンク ソロ」はケース表面をフラットに仕上げることで、現代的でシャープな雰囲気を高めている。
サントス デュモン
© Cartier
2020年に発表されたXLサイズ。ピアジェの薄型ムーブメントCal.9Pの流れを汲むCal.430MCを搭載することで、ケース厚7.5mmに留めた。腕元を印象づける大ぶりサイズとスマートな着け心地を兼備する。カルティエ「サントス デュモン」手巻き(Cal.430MC)。18石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約36時間。18KPG(縦46.6×横33.9mm、厚さ7.5mm)。日常生活防水。165万6000円(税別)。
初代「サントス」のデザインを受け継ぐ「サントス デュモン」。ドレッシーな細い針とインデックスを備える一方で、ベゼルに配されたビスが飛行用という出自を物語る。
2019年にはクォーツ搭載モデルで注目を集めたが、2020年のモデルでは薄さをほぼ保ったまま手巻きムーブメントCal.430MCを搭載した。
パシャ ドゥ カルティエ
© Cartier
「パシャ」の最新モデル。自社製ムーブメントCal.1847MCを搭載し、ケース製造を内製化することで、完成度を格段に向上させた。トランスパレットバックながら、10気圧防水性能を備える。カルティエ「パシャ ドゥ カルティエ」自動巻き(Cal.1847MC)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SS(直径41mm、厚さ9.55mm)。10気圧防水。予価71万円(税別)。
2020年にリニューアルされた「パシャ ドゥ カルティエ」。ケースサイズは直径35mmと41mmで、「クイックスイッチ」システムによってブレスレットをワンタッチで交換できる。
リュウズとリュウズカバーには、新たにスピネル・サファイアカボションがセットされ、リュウズカバー下にはエングレービングも可能。また、ムーブメントCal.1847MCを搭載することで、帯磁性が大きく向上した。
カルティエで違いを出す
カルティエの時計は、高級ジュエラーらしい芸術作品のようなデザインが魅力だ。中でも、「タンク」「サントス」「パシャ」といったモデルは、端正で上品なデザインが共通している。
メンズウォッチの定番としても広く評価されているカルティエの時計を装着し、ロレックスなどの王道時計とは違う魅力を放ってみよう。
川部憲 Text by Ken Kawabe
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