ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック オレンジサファイア
自動巻き(Cal.HUB6035)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。サファイアクリスタルケース(直径45mm、厚さ15.3mm)。3気圧防水。世界限定50本。1961万3000円(税込み)。
独自開発のオレンジサファイアクリスタルをケースに採用した「ビッグ・バン トゥールビヨン オートマティック オレンジサファイア」。今までイエローやブルーのサファイアクリスタルをケースに用いたことはあったが、今作のオレンジは世界で初めてである。
素材の研究開発に力を入れるウブロは、クロミウムとチタンを用いることで、新素材のオレンジサファイアクリスタルの実現に成功した。同色のラバーストラップとの組み合わせによるスポーティーなデザインを、サファイアクリスタルを多用した新型ムーブメントCal.HUB6035がさらに引き立てている。
ダイアル6時位置からはトゥールビヨンを、12時位置からはマイクロローターを鑑賞することができ、それぞれの動きを楽しむことができる。ローターさえもダイアルのデザインとしてしまうユニークな構造だ。
ビッグ・バン インテグラル トゥールビヨン フルサファイア
自動巻き(Cal.HUB6035)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。サファイアクリスタルケース(直径43mm、厚さ15.25mm)。3気圧防水。世界限定30本。予価4901万6000円(税込み)。
ケースとブレスレットにサファイアクリスタルを採用した「ビッグ・バン インテグラル トゥールビヨン フルサファイア」が発表された。ウブロは2016年に初めてサファイアクリスタル製の時計を発表して以来、その製造技術を高め、革新的なモデルを次々と世に送り出してきた。
今作では、自動巻きトゥールビヨンを搭載した自社製ムーブメントにもサファイアクリスタルが多用され、まるで宙に浮いているかのような神秘的な印象をもたらしている。このムーブメントを収めるケースは透明感を高めるため、できるだけビスを減らしたことに加え、ブレスレットのチタン製インサートがコマから出ないようにするなど、いくつもの工夫が凝らされている。
ユニークな素材を自在に操る同社らしく、サファイアクリスタルという素材を最大限魅力的に見せるモデルとして仕上がっている。なお、ダイアルの12時位置にはブランド名が透かし彫りされた自動巻き用のマイクロローターが配される。
ビッグ・バン インテグラル トゥールビヨン ハイジュエリー
自動巻き(Cal.HUB6035)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWGケース(直径43mm、厚さ13.75mm)。3気圧防水。予価7965万1000円(税込み)。
ウブロは2007年以降、ユニークなハイジュエリーモデルを毎年発表してきた。
今年は、2020年に発売された「ビッグ・バン インテグラル」のハイジュエリー仕様を発表した。合計484個、約31カラットものバゲットカットダイヤモンドをセットしたホワイトゴールド製のケースとブレスレットは、「ハイジュエリー」の名に恥じない、まばゆい輝きを放っている。
ムーブメントにはサファイアクリスタルが使用されており、内部のCal.HUB6035を鑑賞することができる。ダイアル12時位置のマイクロローターや6時位置のトゥールビヨンからは、単なるジュエリーウォッチにはとどまらない精緻な時計製造の世界が広がっている。