水中でも陸上でも納得のスペック
細田シチズンのダイバーズウォッチの特徴のひとつが、2018年のISO規格の改定にいち早く対応したこと。「ISO 6425 ダイバーズウオッチ」というものですが、ダイバーズと名の付く現行モデルには、全て適用させているんです。
鈴木新しい規格では3時位置もふくめて、12のインデックスすべてに夜光を付けることになったんだけど、このモデルはデイト表示の両側に付いてるね。ロレックス「オイスター パーペチュアル サブマリーナー デイト」を想像してもらえば分かるんだけど、従来は必ずしも3時位置(カレンダー位置)に付ける必要はなかったです。ISOの改定に対応しているところにシチズンの本気度を感じます。
細田200m潜水用防水に第2種耐磁と、スペックも本気です。
鈴木ベゼルの感触も良いし、これで13万2000円はいいなぁ〜。びっくり!
細田価格もこなれてますね。ケースにはシチズンお得意のデュラテクト加工(金属表面を硬化させる独自の技術)も施されていて、そこもダイバーズとして合理的です。岩とかにぶつけた時の傷も付きづらいですし。
最近ダイバーズウォッチで主流になってきたセラミックス製ベゼルは、傷は付きづらくてもぶつけると割れる可能性があるんですよね。そういう意味でも、実用性を重視したすごくシチズンらしい時計。好感が持てます。
“デザインのシチズン” の実力を感じる1本
土井使い勝手もデザインもすごく総合的に良いと感じました。文字盤にもピラミッド状のエンボス加工がされているし、かすかにグラデーションも付いていて、見ていて飽きないです。
細田シチズンはエコ・ドライブで採光に配慮した文字盤を作っているからこそ、制約のないこういったモデルで技術力を発揮しますね。文字盤表現の力がすごくついているなって、改めて思います。
鈴木デザインのシチズンの強みを全面に打ち出して、パッケージングとして満足がいく仕上がりです。
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