2022年 シャネルの新作まとめ

マドモアゼル J12

　シャネルは、マドモアゼルと呼ばれる創業者のガブリエル・シャネルをモチーフとした「マドモアゼル J12」の3モデルを追加した。

マドモアゼル J12 ラ パウザ

　「マドモアゼル J12 ラ パウザ」は、フレンチ リヴィエラの別荘「ラ パウザ」で撮影された写真の中のマドモアゼルのスタイルにインスパイアされ、ボーダーのカットソーとセイラーパンツをまとったガブリエル・シャネルがダイアルに描かれている。搭載されるキャリバー 12.1は、オールブラックの特別仕様となる。

マドモアゼル J12・XS

「マドモアゼル J12・XS」は、キャラクターとなったガブリエル・シャネルが、ウォッチケースに覆いかぶさり、コミカルな印象をもつモデルだ。ガブリエル・シャネルのシルエットはホワイトゴールドにブラックラッカーを重ねた2トーンで描き、おなじみの帽子には1粒のダイヤモンドがあしらわれている。

J12 ガブリエル キャリバー 3.1

「J12 ガブリエル キャリバー 3.1」は、ブラックのドレスとパールのジュエリーをまとったガブリエル・シャネルのシルエットがグランフー エナメルで描かれている。また、ホワイトゴールドのベゼルにはバゲットカットのダイヤモンドがセッティングされている。

シャネル J12 キャリバー12.2

　シャネルは、同社のエレガンスを表現した「J12」に、ケニッシ製の自動巻きムーブメントであるCal.12.2を搭載する、ケース径33mmの「J12 キャリバー12.2」を発表した。J12コレクションのイメージカラーとなるブラックとホワイトの2色が用意される。

　2019年からシャネルは、資本参加するケニッシで製造するキャリバー12.1を、J12の38mmモデルをはじめとしたコレクションに搭載している。今作は、同じくケニッシ製のキャリバー 12.2を搭載する。同ムーブメントは、Cal.12.1を単純に縮小したものではなく、すべてのパーツの最適化を行いながら新規で開発が行われたものだ。また、シースルーバックからのぞくローターは、シャネルのシグネチャーのひとつである“完全な円”がモチーフとなっている。パワーリザーブは約50時間で、C.O.S.C.認定のクロノメーターとなる。

シャネル　プルミエール ウォンテッド ドゥ シャネル

「シャネル ウォンテッド カプセル コレクション」に追加された「プルミエール ウォンテッド ドゥ シャネル」は、エレガントでドレッシーな「プルミエール」コレクションに、アイコニックな「CHANEL」のチャームを組み合わせたモデルだ。

　プルミエールは、チェーンとレザーが組み合わされた華奢なブレスレットを用いることが多いコレクションだが、今作に用いられるのは力強いものであり、大型のチャームも組み合わさって、ロックンロールの精神を感じさせるデザインである。

コード ココ ウォンテッド ドゥ シャネル

「シャネル ウォンテッド カプセル コレクション」に「コード ココ ウォンテッド ドゥ シャネル」が追加された。創業者ガブリエル・シャネルの名を継承する「コード ココ」は、バッグのクラスプと同様のロック機構を、ダイアル側に備えている点が大きな特徴である。ダイアルはあくまで控えめでバングルのようなルックスは、ジュエリーとウォッチの両面を持つ独創的なスタイルを備える。

　今作は、ストラップ部に力強く「CHANEL」のロゴが描かれており、このモデルが持つロックンロールの精神に共鳴するシンボルとなっている。

ボーイフレンド ウォンテッド ドゥ シャネル

「シャネル ウォンテッド カプセル コレクション」に追加された「ボーイフレンド ウォンテッド ドゥ シャネル」は、メタル製の「CHANEL」の6文字がレザーストラップに留められている点が特徴である。「CHA」と「NEL」の間に挟まれたダイアルには、90年代のスピリットを表現したピクセル模様があしらわれている。