マスター クロノメーター認証を取得した腕時計
現在、オメガとチューダーが販売しているマスター クロノメーター認定取得モデル。オメガが初取得した2015年以降に、マスター クロノメーター認証を取得した腕時計を紹介しよう。
2015年のマスター クロノメーター認定モデル
自動巻き(Cal.8912)。38石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約60時間。Tiケース(48x55mm)。120気圧防水。158万4000円(税込み)。
2015年にはオメガの「シーマスター プロプロフ」や「デ・ヴィル アワービジョンアニュアルカレンダー」がマスター クロノメーター認定を取得した。
2016年のマスター クロノメーター認定モデル
2016年にはオメガの「シーマスター プラネットオーシャン」のほか、「コンステレーションスモールセコンド」「シーマスター プラネットオーシャン "ディープブラック"」「コンステレーション グローブマスター アニュアルカレンダー」「スピードマスタームーンフェイズ」などがマスター クロノメーター認定を取得した。
2017年のマスター クロノメーター認定モデル
自動巻き(Cal.8939)。38石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約60時間。Ptケース(直径43mm)。15気圧防水。販売終了。
2017年にはオメガ初のワールドタイマーである「シーマスター アクアテラ GMT ワールドタイマーリミテッド エディション」のほか、「シーマスター アクアテラ」や「レイルマスター」などがマスター クロノメーター認定を取得した。
2018年のマスター クロノメーター認定モデル
自動巻き(Cal.8807)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。18K セドナ™ゴールドケース(直径38mm)。15気圧防水。396万円(税込み)。
2018年にはオメガのジュエリーモデル「シーマスター アクアテラ」のほか、「シーマスター 1948」などがマスター クロノメーター認定を取得した。
2019年のマスター クロノメーター認定モデル
手巻き(Cal.8929 TI)。29石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックス×ガンマTiケース(直径41mm)。15気圧防水。668万8000円(税込み)。
2019年、オメガはスポーツに特化した「シーマスター アクアテラ “ウルトラライト”」を発表した。総重量はわずか55gである。軽量化のためにムーブメントを含む全てが見直された。チタン製のキャリバー8928は手巻き式で、コーアクシャル脱進機を備えている。
2020年のマスター クロノメーター認定モデル
手巻き(Cal.2640)。50石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18Kカノープス™️ゴールド×18Kセドナゴールドケース(直径43mm)。30m防水。2426万6000円(税込み)。
2020年に発表された「デ・ヴィル トゥールビヨン ナンバード エディション」は、マスター クロノメーター認証を受けた初の手巻き式センタートゥールビヨン搭載モデルである。搭載されるキャリバー2640によって、オメガは1万5000ガウスの磁場に耐えるトゥールビヨンも製作可能な技術力を示した。
センタートゥールビヨンは文字盤側に配され、これを囲うケージには手仕上げのブラックポリッシュが施されている。約3日間のパワーリザーブは、トランスパレント式のサファイアクリスタルケースバックから読み取ることができる。またブリッジには18Kセドナゴールドが使用され、手作業で装飾を施した贅沢な仕上がりを堪能できる。
手巻き(cal.3861)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径42mm)。50m防水。132万円(税込み)。
1970年、オメガは「スピードマスター」が宇宙探査やアポロ13号の救出で貢献したことにより、NASAの宇宙飛行士から贈られる“シルバー スヌーピー アワード”を受賞した。それから50年の節目を記念して作られた「スピードマスター “シルバー スヌーピー アワード” 50周年記念」は、伝説的なムーンウォッチ ムーブメントにユニークな仕掛けが加えられた、特別なマスター クロノメーター認定モデルだ。
ケースバックには独自のマイクロ構造の金属による精巧な月のモチーフが重ねられ、クロノグラフ駆動中には、クロノグラフ秒針に連動して動くスヌーピーの乗った宇宙船が1分間に1回転する。
2021年のマスター クロノメーター認定モデル
手巻き(Cal.3861)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径42mm)。50m防水。ヘサライトガラス風防モデル。88万円(税込み)。
2021年の「スピードマスター ムーンウォッチ マスター クロノメーター」発表をもって、オメガのアイコンコレクション「スピードマスター」の定番モデルにも、マスター クロノメーターが採用されることとなった。
チューダー初のマスター クロノメーター認定モデル「ブラックベイ セラミック」は、マットブラックのセラミックスケースに、自社製の自動巻きキャリバーMT5602-1Uを搭載する。ムーブメントにはシリコン製のヒゲゼンマイを採用。
2022年のマスター クロノメーター認定モデル
自動巻き(Cal.8912)。39石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約60時間。Tiケース(直径45.5mm)。6000m防水。169万4000円(税込み)。
「オメガシーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ」で、オメガは6000m(これにダイバーズウォッチのセーフティリザーブである25%が加わる)の防水性を備えたダイバーズウォッチを世に送り出した。チタンモデルに加え、腐食に強く、アレルギー耐性の高い独自のステンレススティール素材である「O-MEGAスティール」モデルもあり、いずれもマスター クロノメーター認定モデルである。
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