G-SHOCKに用いられるカシオのチタン合金。採用モデルの魅力に迫る

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2023.04.10

チタン素材が使われている他のG-SHOCK

Super-TIX 20AFGの登場以前にも、一部のG-SHOCKにはチタン素材が使われていた。代表的なチタンモデルの特徴や魅力を紹介する。

独創的な肉抜き加工「GMW-B5000TVB-1JR」

バーチャルワールドから着想を得てデザインされた「GMW-B5000」シリーズのスペシャルモデルが「GMW-B5000TVB-1JR」だ。

GMW-B5000TVB-1JR

G-SHOCK「GMW-B5000TVB-1JR」
タフソーラー。フル充電時より約10カ月駆動(パワーセービング時約22カ月)。Tiケース(縦49.3×横43.2mm、厚さ13mm)。20気圧防水。20万3500円(税込み)。

ケースとベゼルにチタン素材を採用し、金属時計でありながら軽い。ブラックとブラウンのIP加工で、時計全体にジオメトリックカモフラージュ柄が施されている。

プッシュボタンのグラフィカルな機能表示は、バーチャルワールドらしい世界観を示す要素である。時計内部が見えるように作られたベゼルの肉抜き加工もオリジナリティーを感じさせる要素だ。

武士の心意気を表現「MRG-B1000BA-1AJR」

1996年に誕生した「MR-G」シリーズは、G-SHOCKの最上級ラインである。武士の心意気を表現した日本の伝統色「勝色」をデザインモチーフとしたモデルが、「MRG-B1000BA-1AJR」だ。

MRG-B1000BA-1AJR

G-SHOCK「MRG-B1000BA-1AJR」
タフソーラー。フル充電時約18カ月(パワーセーブ時)。Tiケース(縦52.2×横46.2mm、厚さ14.6mm)。20気圧防水。30万8000円(税込み)。

勝色は限りなく黒に近い紺色のことであり、かつては武士や軍人に好まれていた。ベゼルとインダイアル、ロゴにアクセントとして勝色があしらわれている。

チタン素材には二重硬化処理が施されており、表面の美しさが長く保たれる。暗所での視認性を確保しやすいスーパーイルミネーターが搭載されるなど、実用性も高い。

上品さとスポーティーさを融合「MRG-B1000B-1AJR」

「MRG-B1000B-1AJR」は「MR-G」シリーズのうちの高級機である。ケースやベゼル、ブレスレットに深層硬化処理やDLC処理を施したチタン素材が使われている。

MRG-B1000B-1AJR

G-SHOCK「MRG-B1000B-1AJR」
タフソーラー。フル充電時約18カ月(パワーセーブ時)。Tiケース(縦52.2mm×横46.2mm、厚さ14.6mm)。20気圧防水。30万8000円(税込み)。

「マルチバンド6」が搭載されており、日本を含む世界6局の標準電波を受信して時刻を自動修正してくれる。3つの時刻を同時に表示することも可能だ。

ブラックを基調としたカラーリングは、精悍かつクールな雰囲気を醸し出す。MR-Gらしい高級感とスポーティーさを融合させた1本だ。


G-SHOCKでチタン素材の魅力を堪能

カシオと日本製鉄が開発した新しいチタン素材を採用したG-SHOCKは、ステンレススティールと同レベルの鏡面性を発揮できる素材の強みにより、外観の美しさがより際立っている。

優れた実用性とデザイン性を兼ね備えたモデルを手にし、G-SHOCKの新しい魅力を堪能しよう。以前から販売されているチタンモデルも押さえておくと、気に入った1本が見つかりやすくなるはずだ。


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