ルド シークレット コレクション
ハイジュエリーウォッチがラインナップされる「ルド シークレット」に3点の新作が追加された。1934年に誕生したこのデザインの名前は、メゾンの創業者のひとりであるルイ・アーペルの愛称に由来している。
ローズゴールドを基調とした2点は、ダイヤモンドあるいはピンクサファイアがダイアルや手首を華やかに彩るデザインとなっている。ブレスレットは、オリジナルモデルと同様の、しなやかなレンガ状のメッシュである。ダイアルにはホワイト マザー・オブ・パールが用いられ、クォーツムーブメントが組み合わされる。
クォーツ。18KRGケース(縦49.1×横24.9mm)。(左)2257万2000円(税込み)。(右)2112万円(税込み)。
もう1点は、1941年誕生の「ルド ヘキサゴン マカロン シークレット ウォッチ」から着想を得たモデルだ。ダイアルは、まばゆい光を放つミステリーセット エメラルドで覆われた蓋の下に隠されている。
ケースを囲むようにちりばめられた2連のダイヤモンドが描く同心円状の曲線が、エメラルドの色調を引き立てている。ダイアルには、ヘキサゴンのタイル状に整えられたマザー・オブ・パールが用いられている。
クォーツ。18KYG×18KRGケース(縦59×横30mm)。1億4124万円(税込み)。
ア シュヴァル コレクション
「ア シュヴァル」コレクションに2点の新作が追加された。象徴的なデザインを新しい色使いで再解釈した点が特徴である。
1点目は、ブルーサファイアがパヴェ ダイヤモンドをちりばめたダイアルを飾り、さらにブレスレットに沿ってグラデーションを描いている。2点目は、淡色から濃色までピンクサファイアの多彩なトーンが堪能できる。
クォーツ。Pt×18KWGケース(直径20mm)。3894万円(税込み)。
そのセッティングは、ハイジュエリーの手法に基づいて製作されており、ゴールドの土台を巧みに隠しており、宝石同士を繋げたように存在感が際立っている点が特徴である。それぞれクォーツムーブメントが用いられる。
レディ フェアリー ローズゴールド ウォッチ
ピンクの色調で統一した「レディ フェアリー ウォッチ」の新作が発表された。
ヴァン クリーフ&アーペルは、1940年代より妖精のモチーフを用いてきた歴史がある。本作は33mmとコンパクトなサイズのケースの中に、夕暮れ時のやわらかな光に包まれた妖精が魔法の杖によって時刻を告げる情景が描かれている。
自動巻き。18KRGケース(直径33mm)。1570万8000円(税込み)。
ダイヤモンドとピンクサファイアに彩られたドレスをまとった妖精は、虹色に輝くホワイト マザー・オブ・パールの雲に腰かけており、その羽は半透明のピンクのプリカジュール エナメルと、不透明なピンクのエナメルが組み合わされて表現されている。
分表示は妖精の魔法の杖によってレトログラード表示され、時表示は妖精の足元の窓に示されている。
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