ヴァシュロン・コンスタンタンは、Watches & Wonders 2023 上海にて、3つの新作「メティエ・ダール -博物学者へ敬意を表して-」、「パトリモニー・オートマティック・ジュエリー」、「トラディショナル・マニュアルワインディング」を発表した。最高峰の職人の技術を結集させたメティエ・ダールから、エレガントなジュエリーウォッチ、シンプルな手巻きモデルまでがラインナップする。
バリエーションに富んだ新作モデルを一挙に発表
ヴァシュロン・コンスタンタンは、Watches & Wonders 2023 上海にて、3つの新作を発表した。このイベントは、2023年9月13日(水)から同月17日に亘って開催されたものであり、ランゲ&ゾーネやジャガー・ルクルトをはじめとする全14ブランドが参加した。
ヴァシュロン・コンスタンタンが発表したのは、「メティエ・ダール -博物学者へ敬意を表して-」、「パトリモニー・オートマティック・ジュエリー」、「トラディショナル・マニュアルワインディング」だ。
「メティエ・ダール -博物学者へ敬意を表して-」
メティエ・ダール -博物学者へ敬意を表して-は、ダイアルに描かれたデザインによって全部で4つのバリエーションが用意され、いずれも世界限定10本のみの生産である。ダイアル1時位置から5時位置にかけて弧を描くように分目盛りが配され、そこを1~12の数字が各1時間をかけて順に通り過ぎていくというサテライト・ワンダリング・アワー機構を搭載している。左半分を大きくとったダイアルには、博物学者が訪れた土地や動植物の風景が描かれている。
それぞれ、カーボベルデ諸島、マゼラン海峡、ティエラ・デル・フエゴ群島、喜望峰だ。彫金、エナメル、ギヨシェなどのスペシャリストによる生き生きとしたダイアルは、同社が19世紀の博物学者へ表す敬意を体現している。
「パトリモニー・オートマティック・ジュエリー」
パトリモニー・オートマティック・ジュエリーは、同社の代表作である「パトリモニー」をベースに、パヴェダイヤモンドを全面にあしらったモデルだ。スノーセッティングの技法を用いることによって、ダイヤモンドの純粋な輝きを楽しむことができる。37mm径の18Kホワイトゴールド製ケースを採用し、機械式自動巻きムーブメントCal.2460 SC/3を搭載する。
「トラディショナル・マニュアルワインディング」
「トラディショナル・マニュアルワインディング」は、18Kピンクゴールド製ケースにサンバースト仕上げのディープグリーンダイアルを組み合わせたモデルだ。ケース径38mmのモデルと33mmのモデルが用意され、前者ではスモールセコンド、後者にはラウンドカットダイヤモンドをセットしたベゼルが採用されている。いずれも、機械式手巻きムーブメントを搭載し、その精密な仕上げをケースバックから鑑賞することが可能だ。トラディショナル・マニュアルワインディングに関しては、中国でのみ1ヶ月先行予約販売される。
https://www.webchronos.net/features/102193/
https://www.webchronos.net/features/98919/
https://www.webchronos.net/features/98796/