ブライトリングは、フォード マスタング、シボレー コルベット、シェルビー コブラを称えるシリーズとして、トップタイム クラシックカーズコレクションにトゥールビヨンを導入した。「トップタイム B21 クラシックカーズ クロノグラフ トゥールビヨン」は、スピードの象徴であるとともに、ラグジュアリースポーツクロノグラフというジャンルのパイオニアの一人としてのブライトリングのレガシーを称えるモデルである。
ラグジュアリースポーツクロノグラフのパイオニア
「トップタイム B21 クラシックカーズ クロノグラフ トゥールビヨン」は、昨年プレミエ トゥールビヨンでデビューを飾った同じブライトリング キャリバーB21を搭載している。ブライトリングは、ムーブメント専門メーカーであるマニュファクチュール・ ラ・ジュー・ペレ社と共同でキャリバーB21を開発した。トゥールビヨンとクロノグラフを組み合わせるという珍しい手法を取り、ブライトリングの特徴を明確に備えた時計を実現している。
ブライトリングがトップタイム コレクションにトゥールビヨンを導入するのは初めてのことで、ケースにはブロンズ、セラミック、裏蓋にチタン、そしてダイアルのひとつにはウォールナット材を使用するなど、エキゾチックな素材を組み合わせた仕様となっている。
デザインはモダンレトロで、マッシュルーム型のクロノグラフプッシャーと、トゥールビヨンキャリッジを12時の位置に配したダイアルのデザインが特徴だ。6時位置のクロノグラフ分積算計は、ヴィンテージなダッシュボードメーターを彷彿とさせる「角丸」(円形とも正方形とも見て取れる)型で、ダイアル外周にはタキメータースケールが施されている。
2万8800振動/時(4ヘルツ)、パワーリザーブ約55時間のブライトリング キャリバー B21は、水平クラッチを備えたコラムホイール制御のデザインだ。COSC認定クロノメーターで、ケースバックからコラムホイールを覗くことのできるスケルトン構造のローターを備えている。トゥールビヨンは、バランスホイール(テン輪)とヒゲゼンマイ、脱進機を回転ケージに格納し、全体を永久に動かし続けることで、さまざまな位置で時計の精度に影響を与える重力の力を効果的に打ち消してくれる。トップタイム B21 クラシックカーズ クロノグラフ トゥールビヨンは100m防水で、ブライトリングによる5年間保証付きだ。
トップタイム B21 フォード マスタング
「トップタイム B21 フォード マスタング」は、43mmのブロンズケース、チタン製ケースバック、1964年から1974年まで製造された初代フォード マスタングのカラーにマッチしたグリーンのダイアルという仕様だ。そのクルマはまさに、60年代の自由気ままなスピリットを捉えたものだった。
本作は、44mmのブロンズ製ケース、チタン製のケースバック、リューズ、プッシャー、バックルの仕様となっている。ブルーのダイアルは、ル・マン優勝者キャロル・シェルビーが1962年に生み出した、英国風の小型・軽量シャーシに強力で信頼性に優れた米国製スモールブロックエンジンを組み合わせたマシンの色にマッチしている。
自動巻き(cal.B21)。2万8800振動/時。COSC認定クロノメーター。パワーリザーブ約55時間。ブロンズケース(直径44mm、厚さ15.4mm)。100m防水。649万円(税込み)。
トップタイム B21 シェルビー コブラ
「トップタイム B21 シェルビー コブラ」は、44mmのブラックセラミック製ケース、チタン製のケースバック、リューズ、プッシャー、バックルの仕様。ブルーのダイアルは、ル・マン優勝者キャロル・シェルビーが1962年に生み出した、英国風の小型・軽量シャーシに強力で信頼性に優れた米国製スモールブロックエンジンを組み合わせたマシンの色にマッチしている。
自動巻き(cal.B21)。2万8800振動/時。COSC認定クロノメーター。パワーリザーブ約55時間。ブラックセラミックケース(直径44mm、厚さ15.4mm)。100m防水。649万円(税込み)。
トップタイム B21 シボレー コルベット
「トップタイム B21 シボレー コルベット」も、44mmのブラックセラミック製ケースに、チタン製のケースバック、リューズ、プッシャー、バックルを採用。ウォールナット材のダイアルとパンチングレザーのレーシングストラップは、1960年代のレジェンド「スティングレイ」シェビー コルベットのステアリングホイールとダッシュボードのインレイを称えたものである。
自動巻き(cal.B21)。2万8800振動/時。COSC認定クロノメーター。パワーリザーブ約55時間。ブラックセラミックケース(直径44mm、厚さ15.4mm)。100m防水。649万円(税込み)。
トップタイムとは?
トップタイム コレクションは、1960年代、アクティブなライフスタイルを愛する人々のために登場した。創業家3代目のウィリー・ブライトリングは、ブライトリングがその名を馳せた伝統的なツールウォッチというよりも、スタイリッシュで型破りなクロノグラフを生み出したいと考えていた。彼はこの時計を「トップタイム」と呼び、ただ単に時刻を知らせるための機器にとどまらない、楽しい時を過ごすためにあるものと位置づけしたことで、クルマやオートバイ愛好家の間で瞬く間に人気のアイテムとなった。
数年にわたり、ブライトリングはアメリカのクラシックスポーツカーのメーカーと提携することで、1960年代を特徴づける活気やエネルギーを表わしてきた。今日の「トップタイム クラシックカーズ コレクション」は、フォード マスタング、シボレー コルベット、シェルビー コブラとの最新コラボレーションで構成されている。
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