コムデギャルソンの川久保玲が手掛けるパリ発コンセプトショップ「DOVER STREET MARKET」の銀座店の3階ショーケースでG-SHOCKのインスタレーションの装いが新たになった。月毎にテーマを変え、G-SHOCKのベーシックなモデルが再解釈される。
都会のビル群をテーマに集うG-SHOCKのベーシックモデル
世界各国の有名ブランドや新進気鋭のデザイナーのアイテムを取り扱うコンセプトショップ「DOVER STREET MARKET GINZA」の3階ショーケースにて、カシオが耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」のインスタレーションをリスタートする。
ドーバーストリートマーケット銀座、と言えば日本を代表するデザイナーのうちのひとりである川久保玲(コムデギャルソン)が仕掛けるコンセプトショップである。2004年に、ロンドンにある高級住宅街メイフェアのドーバーストリート沿いに作られたのがこのショップ名の由来になっている。コンセプトは“Beautiful Chaos”(美しいカオス)とされており、さまざまな背景を持つクリエーターたちがこのコンセプトのもとに集い、新たな価値を創造していく場を作りたいと考え、それぞれに強いヴィジョン、価値観を持つ個性豊かな魂たちが、混ざり合い、影響し合う空間となっている。
取り扱われているブランドはプレイ・コムデギャルソンやノワールケイニノミヤをはじめとする自社ブランドから、ルイ・ヴィトン、ヴァレンティノ、グッチといったビッグメゾン、メゾンマルジェラやトムブラウンといったデザイナーズブランド、クロムハーツのようなシルバーブランド、アベイシングエイプやシュプリームのようなストリートブランド、新進気鋭の若手ブランドなど。ブランドのテイストやカテゴリを気にすることなく、良いと思うものだけがセレクトされている。
面白い点はそれぞれのブランドが専有空間を持っていて思い思いのディスプレイをしていることだ。フロアの中には美術館さながら、というレベルの世界中の彫刻家やデザイン・建築スタジオなどのアーティストたちのオブジェが売り場と一体化して使用されているため、服やアクセサリーを買うほかにも一見の価値がある空間となっている。例えば、銀座店でいうとル・コルビュジエの階段「Staircase」が什器として5階フロアで使用されている。
そんなドーバーストリートマーケットの一角に、カシオ計算機のコーナーが設けられている。多くのデザイナーがここにスペースを持つことを目標のひとつにするような存在のコンセプトショップの中に日本を代表するカジュアルウォッチのコーナーがあることは、誇らしい気分になるのではないだろうか。
誕生40周年を迎えたG-SHOCKの次の10年とは
昨年、G-SHOCKは誕生40周年を迎え、イベントの実施や記念モデルの発表など多くのニュースを提供した。すでに、次の10年へのカウントダウンは始まっているようだ。ブランドの世界観をより多くの人々へ届けるための具体的な計画がなされている。
ドーバーストリートマーケット銀座でのインスタレーションでは月毎にテーマを変え、「G-SHOCK」のベーシックなモデルを再解釈し、ブランドの多様性を表現していく。3月8日からはスケルトンとホワイトで統一し、力強い都会のビル群をテーマに、オールホワイトのビル群を表現したジオラマとスケルトンのG-SHOCKのさまざまなモデルをミックスした展示を展開する。白い摩天楼の世界に溶け込みながらも主張するスケルトンのG-SHOCKの力強さを表現する。
Contact info: カシオ計算機お客様相談室 Tel.0120-088925
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