G-SHOCKより、航空のプロフェッショナルに向けたグラビティマスターの新作「GR-B300」が登場

G-SHOCKのプロフェッショナルライン「MASTER OF G」シリーズより、新作グラビティマスター「GR-B300」が登場した。カーボンを用いたタフネス構造と、視認性に特化したデザインを特徴とするコレクションだ。新作は3種のカラーバリエーションが用意され、いずれも2024年5月より発売される。

空への憧れと冒険を体現する「空G」

　G-SHOCKの中でも、過酷な環境に挑む各分野のプロフェッショナルたちに向けたコレクションを展開するMASTER OF G。その航空コンセプトモデルである「グラビティマスター」に、「GR-B300」が新たに加わった。3種のカラーバリエーションが用意され、いずれも2024年5月より発売される。

　本作の特徴は、空のプロフェッショナルたちに不可欠な視認性と、カーボン繊維強化樹脂を使用した「カーボンコアガード構造」だ。航空産業と関わりが深い素材を用いたこの構造は、耐衝撃性、剛性、耐劣化性に優れるカーボンの特性を活かし、類まれなタフネスを実現している。さらにケースやベゼル、バンドにはバイオマスプラスティックも使用されており、環境負荷低減の側面も備えた。

ダイアルは大型で立体的な時字に加え、ワイドフェイスを強調する金属ベゼルを採用し、直感的な判読を可能としている。9時位置にはデュアルコイルモーターを内蔵するディスクが配置されており、アラーム機能やストップウォッチ、バッテリーインジケーターを回転表現で管理する仕様だ。

　カラーバリエーションは、精悍なダークカラーをベースとした3色が用意される。それぞれ、モノクロカラーまたはビビッドカラーの差し色を採用することでコントラストが演出されており、コックピットの各種計器を思わせるフェイスに高い視認性が備わった。

もちろん多機能性も本作の魅力だ。飛行時の記録を想定し、現在位置と時間が記録できるフライトログ機能や、ふたつのタイムゾーンの時刻を同時表示できるデュアルタイム機能といった、パイロットの必須機能を備えている。さらに、Bluetoothによるスマートフォン連携を用いる自動時刻修正や、20気圧防水、タフソーラーも備えており、ツールウォッチとして高い完成度を備えた。