ティファニーが誇るハイジュエリー・コレクションの最新作「ブルー ブック 2024:ティファニー セレステ」のサマーコレクションが発表され、パリのオートクチュールウィークの特別なハイジュエリー・イベントにてお披露目された。「ブルー ブック 2024」は宇宙の神秘とファンタジーをハイジュエリーで表現しているが、サマーコレクションでは新たに「ピーコック」「シューティング スター」「フレーム」という3つのテーマが加わった。
シュランバージェのジュエリーの魅力を現代に同期する
20世紀を代表するアーティストで、ジュエリー・デザイナーとしても活躍したジャン・シュランバージェは、1956年からティファニーとのコラボレーションを開始し、数多くのハイジュエリーを生み出した。「ブルー ブック 2024」コレクションを手がけるティファニーのジュエリー&ハイジュエリー部門チーフ・アーティスティック・オフィサーのナタリー・ヴェルデイユは、偉大な先人、シュランバージェのクリエイティビティを称えるとともに、太陽、月、遠い銀河といった宇宙の神秘とファンタジーをテーマにしたシュランバージェのジュエリーに新たな解釈を加えて、その魅力を現代に同期することに成功した。
今年の春に発売されたスプリング・コレクションでは、「ウィングス」「アロー」「コンステレーション」「アイコニック スター」「レイ オブ ライト」「アポロ」という6つのテーマが展開されたが、サマーコレクションでは「ピーコック」「シューティング スター」「フレーム」という3つのテーマが新たに加わった。
「ピーコック」は孔雀の虹色に輝く羽にインスピレーションを得ている。神話では王位を象徴し、見る人に畏怖の念を呼び起こす孔雀を、タンザナイト、グリーントルマリン、ダイヤモンドなどの生命力溢れる宝石で表現している。
ティファニーのアーカイブに残るシュランバージェの複数のデザインが融合された「シューティング スター」では、大粒のアメジストで表現されるクラシカルな星のシルエットと、イエローゴールドの上に散りばめられたダイヤモンドによる動きのあるリボンのモチーフが、流れ星の軌跡を思い起こさせるだろう。
贅沢にダイヤモンドを敷き詰めた「フレーム」は、太陽の炎を想起させるシュランバージェのフレーム・イヤリングを現代的に解釈したものだ。カラーや大きさ、カットの異なるさまざまなダイヤモンドを組み合わせることで、太陽の炎の輝きを生き生きと描いている。
https://www.webchronos.net/features/37023/
https://www.webchronos.net/news/118288/
https://www.webchronos.net/news/118287/