1本の針で時を刻むマイスタージンガーの「プリマティック」に新作が登場した。クラシカルな「365」のデザインを採用し、スチールブルーとボルドーレッドの2色での展開となる。
クラシカルな文字盤を採用した「プリマティック」
1本の針で時刻を表示するシングルハンドウォッチのマイスタージンガーの腕時計に、新たなモデルがラインナップに追加された。マイスタージンガーのものでありながら、6時位置にもう1本針が配されている、「プリマティック」シリーズからの新作だ。この針はスモールセコンドかと思いきやそうではない。どれだけエネルギーが残っているかを示す、パワーリザーブインジケーターなのだ。
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自動巻き(セリタ Cal.SW270)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41.5mm)。5気圧防水。48万0700円(税込み)
ムーブメントにはセリタ製の自動巻きムーブメント、Cal.SW270を搭載。自動巻きゆえに、毎日巻き上げる必要はない。このインジケーターのあるおかげで、残りのパワーを即座に確認することができる。
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新作のプリマティックは、マイスタージンガーで人気の「365」デザインの文字盤を採用した。このデザインは歴史を感じさせるものであり、どこか懐かしい印象を与える。優美な装飾文字のロゴやモデル名、ゴールドのアクセントに、マイスタージンガーを印象付ける独特な針がマッチするモデルだ。文字盤はサンレイ仕上げであり、スチールブルーとボルドーレッドの2色での展開となる。ケースサイズは直径41.5mmで、多くの人の手首に似合うバランスの取れたサイズ感といえるだろう。
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自動巻き(セリタ Cal.SW270)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41.5mm)。5気圧防水。48万700円(税込み)
マイスタージンガーとは
マイスタージンガーは、たった1本の針しか備えていない、シングルハンドウォッチの世界的なアイコンである。数々の受賞歴を誇るデザインと、優れたスイスの時計製造技術の代名詞的な存在だ。他の腕時計と比べると、はるかにゆったりとした動作を実現しているのである。それゆえに、マイスタージンガーはスピーディーな現在社会の中で、リラックスした時間をもたらす腕時計と呼べるだろう。
精巧にデザインが施された1本の針の先端は、「今」という瞬間そのものを指し示すのだ。それ以外に指し示す針はない。マイスタージンガーの時計を目にするたびに、着用者は「今この瞬間」という本質を思い出すのかもしれない。
ドイツにて創業
マイスタージンガーは、ドイツ・ウェストファーレン州ミュンスターで2001年にマンフレッド・ブラスラーよって創業した企業だ。初期の時計製造の技術および文化的伝統を取り入れ製造されている。細い針の先端を持つ、たった1本の針を用い、ほぼ1分単位で時間を読み取れる腕時計なのだ。
数多くのデザイン賞を受賞
同ブランドは、ドイツデザイン賞、レッドドットデザイン賞、IFデザイン賞、グッドデザイン賞を含む34の名誉あるデザイン賞を受賞しており、高く評価される時計ブランドのひとつとなった。マイスタージンガーのコレクションは、16の異なるシリーズにて、50のモデルで展開している。