【2025年新作】オーデマ ピゲがジュウ渓谷の空をイメージした革新的な 3 種のカラーセラミックを発表

2025.04.04

 オーデマ ピゲは、1972 年に初代ロイヤル オーク(モデル 5402)の文字盤のために開発された伝説的な “ナイトブルー、クラウド 50” カラーにインスパイアされた、新たなカラーセラミックを発表した。ジュウ渓谷の輝く夜空は、何世代にもわたり時計職人たちのインスピレーションの源となってきた。その輝きを映し出す深いブルーのセラミックが「ロイヤル オーク」および「ロイヤル オーク オフショア」コレクションの 3 つのモデルを新たに彩る。

数年間の研究開発を経て、オーデマ ピゲは全てのセラミック部品に均一な色合いを実現させた。新たに発表された 3 つのタイムピースは、デザインと素材におけるオーデマ ピゲの絶え間ない革新を体現するとともに、150 年前にオーデマ ピゲが誕生したル・ブラッシュにオマージュを捧げるモデルである。

“ナイトブルー、クラウド 50”カラー開発秘話

 ジュウ渓谷の澄んだ夜空の色彩は、オーデマ ピゲの職人たちの想像力とクリエイティビティを育んできた。ジェラルド・ジェンタはこの深いブルーからインスピレーションを得て、1972 年に発表されたロイヤル オーク初代モデル(モデル 5402)の文字盤にその色彩を再現したのだ。当時、ジュネーブの文字盤メーカーであったスターン社は、保護ニス(ザポンと呼ばれる)にブラックカラーn° 50 を加えた“ナイトブルー、クラウド 50”カラーを開発した。“クラウド”とは、カラー液滴をニス液の中に加えた時にできる模様が雲のようであることに由来するとされている。

 今でもこのブルーカラーを再現するためには複雑なプロセスを必要とする。ガルバニック加工では時間と温度によって色合いが変化してしまうため、現在は PVD(蒸着)加工を用い、より均一な色味を実現している。その複雑な製造工程や、初代ロイヤル オークの人気の高さにより、“ナイトブルー、クラウド 50” カラーは、今や時計自体と同様にブランドの象徴的な存在となっている。

伝統的な職人技と最先端技術の融合が生み出すセラミック

 “ナイトブルー、クラウド 50”セラミックが、既存のブラック、エレクトリックブルー、グリーン、ブラウンのセラミックとともにコレクションに加わり、素材とデザインにおいて革新を追求し続けるオーデマ ピゲの伝統をさらに強固なものにするだろう。

軽量で傷に強いセラミックは、その極端な硬さゆえに加工が難しいものの、1986 年以来ブランドのコレクションに取り入れられている。セラミックは人類の歴史の中で最も古い素材の一つであり、新石器時代に実用的な陶器として使用されていたことがわかっている。以来、この素材は目覚ましい発展を遂げ、アートや装飾の分野に活用されるようになり、長い年月を経て耐久性と強度がさらに向上した。

 さまざまな文化で異なる進化を遂げた陶磁器は、中国では磁器、イタリアやフランスでは陶器、イスラム文化においては釉薬を施したイスラム陶器へと変化してきた。産業革命によりセラミックは革新の新時代を迎え、大量生産が可能になる。セラミックに関する継続的な研究により、画期的な特徴を備えたセラミックが誕生し、今では日々新たな用途が生み出されているのだ。そして、建築や航空、電子工学、医療、通信、ロボット工学、そして時計製作といった幅広い分野に取り入れられている。

焼成後の表面加工の難しさ

 セラミックに“ナイトブルー、クラウド 50”カラーを採用するためには、時計全体に均一な色合いを実現し、さらにその再現性を確保する必要があるため、開発には数年を要した。時計の各部品は、機械加工、焼結、仕上げなど、いくつかの製作プロセスを経て完成する。最後の工程は、オーデマ ピゲの職人による手作業で行われ、セラミック部品にはその硬く壊れやすい性質にもかかわらず、貴金属と同じくハイレベルな仕上げが施されている。表面にポリッシュ仕上げとサテン仕上げを交互に施すことで、奥行きのある色彩が一層引き立てられ、「ロイヤル オーク」と「ロイヤル オーク オフショア」のケースの多面的な構造が際立つのだ。ハイテク機械加工と伝統的な手作業による仕上げを組み合わせたこのユニークな素材は、現代の時計製作におけるさまざまな技術を集約した素材である。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ / 42mm

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ / 42mm Ref.26238CD.OO.1300CD.01
このモデルでコレクション初となる新しいセラミックのブレスレットが採用され、スタッズとリンクを繋ぐピンもシームレスに統合され、エレガントな仕上がりとなった。
自動巻き(Cal.4404)。40石。2万8800振動/時。フライバック機能。パワーリザーブ約70時間。“ナイトブルー、クラウド 50”のメガタペストリー文字盤。“ナイトブルー、クラウド 50”セラミック製ケース(直径42mm、厚さ15.3mm)。10気圧防水。※価格は要問合せ。

 42mm の「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」は、よりスポーティなワントーンデザインを採用。セラミックのパーツが“ナイトブルー、クラウド 50”のインナーベゼル、メガタペストリーの文字盤、クロノグラフカウンターと調和を奏でている。統一感のあるデザインに、ベゼルに配された 8 個のステンレススティールの六角形のビスやチタンのリューズトップとケースバックが繊細なコントラストを描いている。さらに、蓄光加工を施した ホワイトゴールドの針とアワーマーカーが視認性を向上させている。これらは AP ロゴのように、文字盤のデザインにコントラストを生み出し、さらにブルーの背景にホワイトカラーのクロノグラフ表示、タキメーター、日付表示が浮かび上がる。クロノグラフカウンターは、コレクションを象徴する縦 3 つ目のインダイアル配置を採用し、12 時位置に 12 時間積算計、9 時位置に 30 分積算計、 6 時位置にスモールセコンドが配されている。

キャリバー 4404

キャリバー4404

キャリバー 4404 のリズムに合わせて鼓動するこの時計は、コラムホイールとフライバック機能を備えた自動巻きクロノグラフで、クロノグラフを止めたりリセットしたりせずに、瞬時にリスタートすることができる。ムーブメントの洗練された装飾と、ピンクゴールド製ローターを鑑賞できるだけではなく、サファイアガラスのケースバックからはコラムホイールを見ることができ、洗練された美しさと卓越した時計製作技術を融合させている。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ / 43mm

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ / 43mm Ref.26420SO.OO.A029VE.01
自動巻き(Cal.4401)。40石。2万8800振動/時。フライバック機能。パワーリザーブ約70時間。“ナイトブルー、クラウド 50”のメガタペストリー文字盤。SSケース(直径43mm、厚さ14.4mm)。10気圧防水。616万円(税込み)。

 43mm の「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」は、ステンレススティールと“ナイトブルー、クラウド 50”セラミックのベゼル、プッシュボタン、リューズを組み合わせたツートーンデザイン、そして文字盤まで続く力強い色彩のコントラストが特徴だ。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

“ナイトブルー、クラウド 50”のメガタペストリー模様のダイヤルが時計のパワフルなシルエットを際立たせ、蓄光加工を施した 18K の針とアワーマーカーを引き立てる。クロノグラフ表示とタキメーターには、視認性に優れたホワイトカラーが採用された。キャリバー 4401 を搭載したこのモデルには、 9 時位置に 30 分積算計、 3 時位置に 12 時間積算計、6 時位置にスモールセコンドが配されている。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

 これらすべてに明るいブルーの色調を採用し、視認性とコントラストが高められている。また、12 時位置にはホワイトゴールドの AP ロゴがあしらわれた。サファイアクリスタルのケースバックからはフライバック クロノグラフムーブメントの洗練された装飾と、ロジウムトーンの ピンクゴールド製ローターが鑑賞できる。セラミックのカラーにマッチした、インターチェンジャブル仕様のテキスタイル調カーフレザーストラップを備えたこのモデルには、スポーティな個性を引き立てるブルーラバーストラップが付属されている。

ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク / 41mm

ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク

ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク Ref.15416CD.OO.1225CD.01
自動巻き(Cal.3132)。38石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約45時間。“ナイトブルー、クラウド 50”のグランドタペストリー文字盤。“ナイトブルー、クラウド 50”セラミック製ケース(直径41mm、厚さ9.7mm)。5気圧防水。※価格は要問合せ。

 41mm の「ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク」は、時計全体が“ナイトブルー、クラウド 50”カラーのセラミックで製作されている。このワントーンなデザインが、サファイアクリスタルの文字盤の下に配置されたロジウムカラーのオープンワークムーブメントを際立たせ、ピンクゴールドの針やアワーマーカーなどのディテールに、より印象的な視覚のコントラストを生み出している。自動巻きキャリバー 3132 を搭載するこのモデルは、 2016 年にオーデマ ピゲが特許を取得したダブル バランスホイール機構を備えており、時計の精度と安定性が強化されている。

ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク

キャリバー 3132

キャリバー 3132

キャリバー 3132は、2 つのバランスホイール(テンプ)と 2 つのヒゲゼンマイを同軸上に組み立てることにより、完全にシンクロして振動する。また、時計の表と裏、両面からムーブメントが時を刻む様子を楽しむことができ、オープンワークのブリッジからは歯車列の一部を鑑賞することが可能だ。コンピューター制御による CNC などの最新加工技術と、ポリッシュ仕上げの V 字アングルなどの手作業を融合させたこのタイムピースは、オーデマ ピゲの妥協を許さない精神を体現している。

キャリバー 3132


Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


オーデマ ピゲが「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」の新作2モデルを発表

NEWS

オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク オフショア」先進のマテリアルを駆使し、よりモダンで精悍なコレクションへ

FEATURES

オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」、50年にわたる大いなる歴史 (90年代〜現在)

FEATURES