「オートモーティブ デスク クロック」。クォーツ。SS+クスノキ(横121.20mm×縦99.30mm、厚さ45.20mm)。電池寿命約12ヵ月。15万円(税別)。
アパレル界ではもちろん、自動車のエンスージアストとしても世界的に高名なラルフ・ローレン氏。そんな同氏が数多く所有する自動車コレクションのなかでも、象徴的な1台として数多くのメディアに取り上げられてきたのが1938年製のブガッティ「タイプ57SC アトランティック クーペー」だ。ラルフ ローレンでは「オートモーティブ」の名でこのブガッティをモチーフにした腕時計を展開していることでもおなじみだが、今回、このシリーズでもひと際ユニークなデスククロックを紹介しよう。
「オートモーティブ デスク クロック」はほかの「オートモーティブ」シリーズ同様に、タイプ57SCのインナーパネルを想起させるウッドケースが特徴的だ。しかし、それ以上にこの「オートモーティブ デスク クロック」には、ユニークなプロダクトとして従来のデスククロックと一線を画す要素がある。それはクォーツ式ムーブメントをふたつ搭載しているという点だ。本来であれば当然ひとつのムーブメントで時・分・秒の3針を動かすことになる。しかし、このモデルではスモールセコンドを装備するために、時分針用と秒針用のムーブメントを分けてそれぞれ駆動させたのである。
クスノキを使用したウッドケースやスモールセコンドのためにわざわざ載せられたふたつのムーブメントなど、ラルフ ローレンの時計に対する情熱がうかがい知れる1本となっている。
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